【TV観戦記】Jリーグ 甲府0-1浦和 久々のクリーンシート

TV観戦記
08 /11 2017
つつがなく、関根を勝利で送り出すことが出来ました。
まあ、別に負けたから送り出せないということもないのですが。

ゴール

19分 柏木

甲府

_ウイルソン__ドゥドゥ_
_田中____小椋_
阿部__島川__松橋
_リマ_新井_新里_
____河田____

72分 松橋→橋爪
77分 阿部→高野
83分 田中→河本

浦和

____ラファ____
__慎三__武藤__
菊池______関根
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

73分 陽介→ヤジ
79分 慎三→忠成
83分 関根→駒井

陽介のテクニカルなループで先制した前半に、
浦和がさほど前に体重かけなくても甲府を押し込み続けられたのは、
多分に、甲府の腰が引けていたせいではないかと思います。

吉田さんの言うように、全く崩されていない中で、
正面から頭を超えられた陽介の一発のダメージは大きかった。
まだ時間はあるし、猛暑の中、焦って裏を空ける時間でもなかった。

一方、浦和はしっかりボールを繋げていたのは運動量のおかげ。
しかし、そのつけで、後半に足が重くなることにはなりましたが。
1点しか取れなかったのは、ラストパスの精度の部分。
少しずつずれ続けてましたが、これが合ってくればもっと点は取れる。

決して守備偏重で切れ味が落ちたせいではないと思いますが、
甲府得意の横に長い5-4-1のシステムではなく、
5-3-2の2列目3枚のスライドで対応できていたのを見ると、
浦和の両ストッパーが上がりに迫力を欠いているのかも知れませんが。

後半の甲府の攻勢に、ちょっと手も足も出なくなった浦和を見て、
甲府ごときに、と思ってしまいがちですが、
リマが本領発揮し始めた今の甲府は、正直そんなに弱くない。
長いこと点取れなかったのは、浦和が点取られなかった時期と一緒で、
ただの偶然だと思いますが。

吉田さん仕込みの繋ぎもどんどん良くなっていますし、
元々そんなに簡単にボールを失うようなイメージはありません。
ただ、中央に島川を据えて、田中・小椋と組ませることで、
セカンドボールの回収力が上がり、波状攻撃はかけられますが、
逆に兵働を使わないことで、展開力欠きブラジル人頼みになるかな。

甲府の両ストッパーや阿部しょーあたりからいいボール出てくるので、
怖い場面は量産されてしまいましたが。

まだまだクリーンシートは運に助けられた部分もあると思いますが、
それでも、追うのを諦めてキャプテン・航任せになるシーンは少なく、
最後に体を張れば、低セーブ率に苦しむ周作もコースが読める。

いい試合、いい守備だったと思います。

堀さんのトライしていることが正解かどうかはわかりません。
両サイドが上がり切らず、シャドウの守備負担が大きくなり、
リスクをかけての破壊力ある攻撃というストロングポイントを弱め、
サッカーを小さくして、積み上げたものを失っているのかも。

それでも、弱点の明確なミシャのサッカーを長く見ていたからこそ、
それを生かしながらマイナーチェンジできるのは堀さんだと思う。
しっかり守りの強度を鍛え上げて、攻めの精度を磨き抜いて、
勝負どころでギアを上げられるようなチームになって上目指すなら、
この体制でどこまで行けるか、黙って見守らないとなと思います。

まあ、あの暑さならあんなもんでしょ。

【展望】Jリーグ アウェイ甲府戦 もっと苦労しないと

展望
08 /06 2017
堀の方向性は、特に変わらないと思います。
少なくとも試合前の準備は、妥当だったと思いますし、
試合をぶち壊した集中力の欠如は、監督の責任ではない。

前節吹田戦の甲府

_ウイルソン__ドゥドゥ_
_田中____小椋_
阿部__島川__松橋
_リマ_新井_新里_
____河田____

山本と兵働の序列が少し下がっているようですが、
システムは前回対戦時と大きな変わりはないかと。

エデルリマはすっかりバックラインの柱になった模様で、
時折見せるドリブルでの縦突進は恐ろしゅうございます。

相変わらず、守る時には5-4-1ではありますが、
そこは吉田サッカー、バックラインから細かく繋ぐ。
大きく蹴って盛田に当てるサッカーは昔の話です。

吹田戦で最後に決めたウィルソンと、
埼スタで彼のクロスを簡単に叩き込んだドゥドゥがいれば、
いま、Jで最も脆弱なバックラインが持つかどうか。

特に航とキャプテンのコンディションは芳しくなく、
森脇、槙野はメンタルの方が心配な状況。
那須、青木が不在で、ウガや田村も不安となると、
マウマウの初登場待ったなしの状況ですが。

____慎三____
__武藤__忠成__
菊池______駒井
__長澤__陽介__
_槙野_マウマウ_森脇_
____榎本____

とかでいいんじゃないかなと。
ボランチは長澤とヤジを交互に混ぜていって欲しいし、
菊池は暫く辛抱して使えばいいでしょう。
周作は役に立ってないから、外していい。

今のレギュラーは、実質的に控えと大差ないと思っています。
もっともっと、大胆に変えていいと思います。
試合に出ることをモチベーションに設定していかないと、
目標を失いかけている今の浦和は、活性化できません。

スコアレスでも構わない。苦しんで苦労して勝って欲しい。
関根を気持ちよく送り出すためにも。

【観戦記】Jリーグ 浦和2-2大宮 選手の責任

観戦記
08 /06 2017
こんな出来でも、航を使い続けないといかんのがきついなあ。

ゴール

26分 慎三(PK)
66分 マテウス
69分 陽介
88分 瀬川

大宮

____江坂____
岩上______マルセロ
__茨田__大山__
____カウエ____
和田______奥井
__菊池__河本__
____順大____

58分 奥井→マテウス
77分 大山→瀬川
85分 カウエ→横谷

浦和

____慎三____
__武藤__ズラ__
菊池______関根
__アベユ__陽介__
_ウガ_遠藤_森脇_
____周作____

75分 慎三→ラファ
80分 菊池→駒井
90+2分 ズラ→忠成

大宮は最近標準の4-1-4-1でスタート。
謎外人カウエがアンカー、大山が一列前に。
右SBが定まらず困っている模様。今日は奥井。

浦和は最近コンディションのよかったズラがスタメン。
槙野のところはウガを下げて、左の菊池がサプライズ。
但し、システム自体は現行踏襲で、大きな変更はなし。


大宮は、浦和のWBにマルセロ、岩上が付くので、
2列目にいるより、ボランチや最終ラインの高さまで、
下がって構えている時間が長かったと思います。
前半はどちらかというと様子見ながらしっかり守る印象。

しかし、伊藤さんは、結構攻撃的というか積極的というか、
後半は選手入れ替え、目まぐるしく配置を変えて来ます。
正しいかわかりませんが、見えてたのはこんな感じ。

58分~
__マルセロ__マテウス__
茨田______江坂
__カウエ__大山__
和田______岩上
__菊池__河本__
____順大____

運動量の落ちた江坂下げて、マテウス、マルセロの2トップ。
前線からのプレッシャーが強まります。
そして、1点目、浦和のミスにつけこむことが出来ました。

77分~
__マテウス__瀬川__
__江坂__マルセロ__
____茨田____
和田______岩上
_カウエ_菊池_河本_
____順大____

瀬川入れて前線の運動量落とさないようにしたのと、
和田の前を空けて、両サイドに高い位置取りを促します。
そして、2点目の岩上→瀬川のシーンに繋がります。

85分~
____瀬川____
マルセロ______マテウス
__江坂__横谷__
____茨田____
和田______岩上
__菊池__河本__
____順大____

獅子奮迅のカウエ下げて、横谷が中盤の運動量を維持します。


堀は完全に後手を踏んだというか、現状把握が遅れたのか、
選手交代が多少遅れてしまったような印象はあります。
航らのコンディションも気になったのでしょうし、
それ自体が、勝負に影響したような気もしませんでしたが。

この日の浦和は、無理をしていないように見えました。
むやみに攻めることもなく、難しいフリックに挑むわけでもなく、
自分にできることを淡々とこなしているように見えました。

相手の対策に苦しむ中、ミシャのどんどん高度になる要求を、
こなし切れずに追い詰められて余裕を失ってたチームに、
堀が一つバーを下げることで、落ち着きをもたらしたような。

だから、戸惑い続けていた大介が躍動することが出来たし、
ウガもシンプルにミドルを打ち、ズラも前を向けていた。
監督の仕事はうまく機能していたように思います。

バーを下げてもらったのであれば、上乗せするのは選手の仕事。
余裕をもらえたのなら、より集中を高めるのは選手の義務。
それを全うできなかった選手の側に、このドローの責はある。

1失点目のウガと航の目を覆いたくなるチョンボは許せません。
それは周作のコーチング不足も加わるのかも知れませんが、
あのようなプレイひとつで、試合の流れはもう戻ってこない。

2失点目の単純なアーリークロスに単純に競り負けた場面。
大宮がつかまえづらい陣形になってたような気はしますが、
真ん中に構えているCBが頼りないのであれば、
チームとして、特に終盤、どうしたらクロスを防げるのか、
どうしたら簡単に前に入られずに済むのか、詰めて欲しい。

この試合を拾えないようであれば、もう勝てる試合なんかない。
監督がいくら荷物を降ろさせ、楽にしてくれたところで、
選手がさらに楽してしまったのでは、結果は遠のくばかりです。
こんな気の抜けた試合をした連中に、拍手なんかあり得ない。

最後は選手の個の力。助けてくれる戦術なんてありません。
90分間相手に食らいつけないのであれば、試合に出ないで欲しい。

ミシャへの恩返しなど、結果出してから口にして欲しいと思います。

【展望】Jリーグ ホーム大宮戦 巻き返し

展望
08 /04 2017
5年半一緒だったミシャが去って、再びリリーフの堀レッズ。
毎年成績は上がり続けてはいましたが、そこに新鮮さはなく、
正直言っていつも閉塞感しか感じられませんでしたので、
堀さんのできることに限界はあるでしょうが、
今は、新しいことが始まる楽しみしかない。

選手の入れ替えが劇的に進むのは、今後の補強次第でしょうが、
タスクを整理し、単純化し、頭を軽く出来れば走れるようになる。
普段は邪心だらけのダービーも、いいきっかけにできるのでは。

神戸戦の大宮

____江坂____
大前______マルセロ
__アーリア__茨田__
____大山____
和田______岩上
__菊池__河本__
____順大____

先制されると

__マルセロ__江坂__
マテウス______横谷
__茨田__大山__
和田______岩上
__菊池__河本__
____順大____

柏に逆転負けして渋谷さん解任。コーチの伊藤さんが後任に昇格。
ルヴァン磐田戦を挟んで、鳥栖にドローで一息ついて、
新潟、広島と残留争いの直接対決で連勝して降格圏脱出したものの、
横浜に力負けし、札幌には2点差を劇的な追いつかれ方して、
前節神戸戦では、ポルディのいい引き立て役に。

福森の2発で解任ブーストを止められてしまった感じです。

ベースの陣形は4-1-4-1。大山アンカー、江坂1トップ。
済州から加入したマルセロは大前とSHで両翼を形成。
アーリアと茨田のIHは、大山を孤立させないよう交互に気配り。

2列目4枚は流動的にポジションを入れ替えていましたが、
大前とマルセロはもっと中にいた方が怖さがあるような気も。
マテウス以外はさほど縦に速くないので、カウンターに威力は半減。
しっかり、外から崩していきたい感じなんでしょうか。

ただ、ダービーの時、どんどん前からチェックに来ていましたが、
暑さで運動量が維持できないのか、今は引きこもり気味の守り方。
ボールサイドのSHが下りて、時々5バック気味に構えていました。

浦和の場合、マークはっきりさせる意味で大山が下がるかもですが。

先制されると、横谷、マテウス投入して、お馴染みの4-4-2。
この方が、江坂も孤立しないし、気持ちよさそうに攻めてましたが。
マルセロの同点弾も、この形になって生まれてましたし。

ただ、すぐにサイド抉られ、ポルディに勝ち越しヘッド決められ、
得意の4バックに何か問題でもあるのかも知れません。

守ってカウンター、という路線には変更ないんでしょうが。


一方の浦和は、まず1試合してみないと、全くメンバーがわからん。
それがまあ、この上なく楽しみではあるんですが。

あえて予想してみると

____慎三____
__ラファ__武藤__
ウガ______関根
__長澤__陽介__
_田村_アベユ_遠藤_
____周作____

ボランチで決していい出来ではないアベユを下げて、航は右に。
札幌戦の9人攻撃のスイッチは、航だったと思っていますので。
槙野と一緒に、森脇も一度外から見た方がいいのではないか。
消耗激しいサイドの控えが手薄なので、ウガは1列下げない。
陽介を下げたいけど、離脱中の青木待ちでは。
田村は出てもいっぱいいっぱいでしょうが、今後への布石で。

控えのパフォーマンスが上がらないのは、経験不足だと思います。
必ず一人二人戦線に加え続けることを怠れば、化学反応は起きない。
菊池も、ヤジも、長澤も、トシも、涼太郎も、
痛い目に遭ってこそ、浦和に貢献できるように成長できると思う。

堀さんなら、できると思いますがね、そういうマネジメント。

もちろん、早く勝ち点40に乗せて安心したいし、
夏休みも取らずに2月3月に備えてるんだから、ACLも出たい。

結局は、今のメンバーを超えるような補強が出来なかったからだし、
とても仕事しているとは思えない強化部には腹が立ちます。
マウリシオは取りましたが、イリッチの二の舞だってありうる。
でも今は、今のメンバーで戦い抜くしかないんですから、
心が病んでるレギュラー組を、控えが片っ端から引き摺り降ろして、
正しい競争を、自分たちの力で成し遂げて欲しいですわ。

巻き返し、始めますよ。

【浦和レッズ】ミシャにお礼(ちょっとだけ

浦和レッズ
07 /30 2017
ミシャには、僕も感謝しかない。

2011年の降格危機をなんとか免れ、選手も疲弊し切った、
どん底だった浦和に、

岡田にオファーを断られ、西野にも断られ、
何も頼んでもいないクルピにまで監督を断られていた、
手のつけようのなかった浦和に、

ミシャは快く手を差し伸べてくれました。
前から浦和の監督がしてみたかったと言ってくれました。

まあ、当時無職だったというのもありますが。

腰が悪く、両手に杖を持ちながら大原で指導する姿は、
草地でクロスカントリーしてるとしか思えませんでした。

ウメ―、ウガ―、モリ―としか叫ばない偏った叱責の声に、、
この人はカタカナ2文字が限界なのかと思いました。

この小うるさい、焼酎好きの、愛すべき頑固爺に、
何人の若者がファーストキス奪われたかは知りませんが、
とにかく、この5~6年(岡野風)は楽しかった。

アーセナルのベンゲルみたいに、
何十年も浦和にいたいと言ってくれた。
これだけ多くのクレーマーが試合に押しかける浦和なのに。
正気の沙汰とは思えません。

本当に感謝しかありません。ありがとう。



ただ、ミシャのサッカーがファイナルアンサーではない。

攻めは強いが受けが弱い、どこかの党首のようなスタイル。
バランスを崩し、リスクを取ることで勝機を見出す。

これは、弱いクラブの戦い方です。
一発勝負ならまだしも、シーズン通して維持するのは困難。
最初から奥の手出しているようなもので、
対策打たれると、一気に閉塞感が漂いだす。

引き出しが少なく、上げるギアがない、
先行逃げ切りしかない、精度を上げるしかない、
非常に余裕のないサッカーだったような気がします。

ただ、これまでの浦和になかった技術を手にできた。
パスワーク、ビルドアップ、ゴール前での崩しの形、
攻めに関するオートマティズムは格段に向上したと思う。

このチームに守備のエッセンスをどう加えていくか。
6年前に森保が広島で施した作業が、今、求められている。
継続できるなら、無理に今のシステムを壊す必要はない。
使える土台は、既にたくさんできていると思います。

クラブや新監督(再監督?)は、そこどう考えますかね。

いつまでも立ち止まっているわけにもいきませんし、
前に進んでいかないとね。恐怖感しかありませんが。

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito