【TV観戦記】ゼロックス杯 鹿島3-2浦和 払拭できない未熟さ

TV観戦記
02 /18 2017
いつまで同じようなことしてるんですかね。

ゴール

39分 遠藤/鹿
43分 遠藤/鹿
74分 慎三(PK)
75分 武藤
83分 鈴木

鹿島

__PJ__金崎__
土居______遠藤
__レオ__満男__
三竿雄______西
__昌子__植田__
____スンテ____

65分 金崎→鈴木
69分 レオ→永木
82分 三竿→山本

鹿は意外にもほぼほぼファーストチョイス。
ACLは捨てた模様です。

浦和

____ズラ____
__武藤__忠成__
菊池______駒井
__アベユ__青木__
_ウガ_遠藤_森脇_
____周作____

HT 忠成→慎三
64分 菊池→関根
64分 駒井→長澤

槙野、陽介は営業なのかベンチ外。
周作が復帰、1トップはズラ。
両サイドは駒井、菊池、ボランチに青木。
十分に戦えるメンバー。


ぶっちゃけ本番ではないので、テストするのは構わない。
しかし、相手の元気な前半からリスキーなハイラインで、
ラインブレイクを繰り返され、続けざまにピンチを迎え、
まんまと2点のリードを許した前半の戦い方に、
どんな展望を見出していいのか、よくわかりませんでした。

自分たちのサッカーを試すというのも大切でしょうが、
いかに強い相手に勝ち切るかという観点は全くありませんでした。

確かに、前線からの囲い込みや、ワンタッチの増えた前線の崩しに、
好調の菊池と復調の駒井が抉るサイド攻撃も有効に機能しており、
キャンプの成果はそれなりに見せてはもらいましたが、
鹿にとって、ある程度の備えがあれば、大きな脅威ではない。

むしろ、ちょっと引っ掛けたり、跳ね返ったりして、
浦和の最終ラインの裏にこぼれたボールへの反応があまりに鈍く、
鹿の前線に走り負ける場面が散見されれば、決壊は時間の問題。
後追いで対応していたのでは、鹿の精度に抗することはできません。

2012~2013頃の腰高の戦いと同じとまではいいませんが、
サッカーの1点の重み、先制することの大切さに対して、
まだまだ軽視しているし、厳しさが足りませんし、
そうしたことが、最後の最後でタイトルを逃してきた一因なんですが。

去年、勝ち点74を取れた理由を、ミシャは本当に理解しているのか。

ACLが心配です。

【展望】ゼロックス杯 鹿島戦 セカンドチームの成否

展望
02 /15 2017
勝ったら3000万円、負けたら2000万円。
出場するまでが遠足とも言えるこの試合。
もちろん、バナナはおやつに含まれない。

ACLの開幕が、リーグ戦開幕よりも先になる昨今の日程であれば、
必ずACLとかぶる本カップ戦の出場クラブの日程面での負担は小さくなく、
かつての開幕を彩る強豪対決の趣きは、変わってしまった感があります。

鹿島にしろ浦和にしろ、ACLを戦い抜くためには、
少数精鋭で連携を深めたところで、先がないことはわかってます。
分厚い戦力を用意して、より多くの駒を機能させることがカギとなります。

まあ、牛さんとか瓦斯さんのように、用もないのに分厚いところもありますが。

そういう意味では、ACL初戦のメンバーを考えることで、
ゼロックスのメンバーが浮き上がってくるんじゃないかと。


鹿島のファーストチョイス

____金崎____
PJ__土居__遠藤
__レオ__満男__
三竿雄______西
__昌子__植田__
____スンテ____

水戸線を参考に。

PJの加入、鈴木の台頭で2トップという選択肢も現実味帯びてますが、
去年の躍進のキーマンは土居の確変じゃないかと思ってまして。
新顔のレアンドロが相当好印象ではありますが、まずは実績重視かと。
カイオロス後、ファブリッシオもあつたかも定着できなかった左前は、
ホームシックの胃腸炎が帰って来るまで、PJで良いのではないかと。

山本は間に合わず、世界2位の原動力であるアゴハタさんが干されてる状況下、
満男さんはベテラン特別待遇受けずにこき使われてるのがTMの概観。
これがホーム蔚山戦の基本陣形かなと。

で、ゼロックスということでは、

__鈴木__赤崎__
中村_____レアンドロ
__永木__三竿健_
三竿雄_____伊東
__昌子__植田__
____アゴ____

なんてこともあるのではないかと。
CBの層が薄そうですな。


一方、浦和のファーストチョイス

____慎三____
__武藤__忠成__
ウガ______関根
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

ラファいないし、やはりKLMが一番安心感あります。
槙野が遅れてるとはいえ、海外相手では外せませんし、
その相棒であれば、やはりウガということになるんじゃないかと。

これを踏まえてゼロックスを考えると、

____ズラ____
__ヤジ__アド__
菊大______ヒラ
__青木__長澤__
_田村_那須_森脇_
____エノテツ____

ここまで入れ替えることもないかも知れませんが、
やはり、こんなところで消耗したくもありませんし、
両チームとも、十分戦えるメンバーなのではないかと。

川崎との内緒試合では、中1日で完敗したようですが、
まあ、このTM自体ミシャの陰湿な虐めのようなものですから、
結果をそれほど悲観するような必要もないでしょうが、
ソウル戦同様、鹿島の前からのプレス受けると、
それを掻い潜るだけの連係は、まだ構築されてないような気もします。
(いつ構築されるか知りませんが)

ヤジと長澤は逆ではないかという議論もありますが、
ヤジがプレッシャーの少ないボランチで自由にしてることで、
逆に伸び悩むんじゃないかという懸念も個人的にはありますし、
長澤の最近の決定力見ていると、青木に任せて前に出る迫力は期待大。
アドも試合に出ることで伸びそうな素材ですし、
駒井が出遅れている間に、菊池がポジション獲る勢いなのも心強い。

このメンバーで3000万円獲るのを見たいような気もします。

チェアマンがACLで勝てだなんだ言ってますが、そんなことは百も承知。
ゼロックスは、どちらがACL勝ち抜くためのセカンドチームを手にできたか、
そういう意味合いの試合になるんじゃないですかね。

鹿島は、強烈な補強で相当強くなったはずなんですが、
TM見る限りは、疲れているのか、ピークを調整しているのか、
フルスロットルには程遠い状況のように目に映ります。
昌子のパフォーマンスなんかもあれですし、3000万円もらえるんじゃないかと。

まあ、気のせいでしょうが。

【観戦記】SC杯 浦和1-1ソウル 長澤のゴラッソでスタート

観戦記
02 /13 2017
毎年お馴染みの数々の威勢のいいキャンプ情報に包まれて、
TMは華々しいゴールラッシュ間違いなしな気分に浸りながら、
寒風吹き荒れる駒場においでになった方々にとっては物足りなかったかも知れませんが、

相手はソウルですぞ。

まあ、寒かったのは西だけだったようですが、
あれでゴル裏2500円のぼられた感はひとまず胸の奥にしまいまして。


ゴール
38分 イ サンホ
83分 長澤

前半の浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
菊池______関根
__アベユ__陽介__
_ウガ_ワタル_モリ_
____エノテツ____

後半の浦和

____ズラ____
__ヤジ__アド__
駒井______ヒラ
__青木__長澤__
_マキ_那須_田村_
____岩舘____

ソウル

知らん


ベンチ入りの23人全員ピッチ出していいというレギュレーションで、
46人中、りょーたろー以外45人が出場するというお試しマッチ。

強烈な北東の風が吹き荒れる駒場で、前半、ソウルは風上を選択。
ロングフィードに精度を欠く浦和を前から嵌めて押し込む展開。
ルーズボールの処理にもたつく森脇からボールを奪われ、ウガサイドに展開され、
ソウルの8番にしっかりと右足を振り抜かれて、サイドネットに先制点を突き刺され。

浦和の自陣でのDFはどうしても後追いになり最後まで相手をつかみきれず、
出足、球際、精度で上回るソウルに振り回されている印象ではありました。
この程度で済んだのは、むしろ御の字。
武藤には決めて欲しいところでしたが、前半0-1は妥当な結果でした。

後半は風上から押し込んでくれるものと期待したのですが、
むしろ浅いDFラインの裏を突かれて、前半よりもゴールに迫られる回数が増える始末。
ただ、風の影響かソウルもフィニッシュに精度を欠いて枠外にシュート飛ばしてるうちに、
浦和にチャンスが転がって来たのも、世の常というもので。

那須のクロスをヤジがスルーしたところから局面を打開。
ズラが左に流して、駒井のクロスのディフレクションを上がっていた長澤が右足一閃。
シュートコースは右上にしか空いてませんでしたが、見事に射抜いたゴラッソでした。

ヤジに比べてロングフィードの精度や展開力に難があるように言われてましたが、
第二次キャンプ終盤にはポコポコ決めてたようですから、あのエリアは得意なのかも。
なかなか、後ろからのミドルが決まらないチームなので、ヤジともども期待しています。

このような顔見世興行で、多少嚙み合わないのもご愛嬌の範囲で、
半月後にぶつかる相手に手の内も見せられませんので、まあこんなものかと。
火曜日にも川崎と内緒のテストマッチがあるようなので、しばらくは試行錯誤です。

まあ、今年はとにかくリーグ戦取って、がっぽり賞金貰うのがファーストプライオリティ。
いきなりピーク持ってこなくてもいいような気がしますが。

今年もよろしくお願いします。


【観戦記】CS決勝2ndレグ 浦和1-2鹿島 悔しいけれど

観戦記
12 /04 2016
どうしたら優勝できるんでしょうか。

ゴール

07分 慎三
40分 金崎
79分 金崎(PK)

鹿島

____むう____
柴崎__土居__遠藤
__満男__永木__
山本______西_
__マサコ__ソッコ__
____アゴ____

58分 遠藤→鈴木
73分 ミツオ→伊東
88分 鈴木→赤崎

浦和

____慎三____
__トシ__スシ__
ウガ______タカ
__アベユ__陽介__
_マキ_ワタル_モリ_
____周作____

59分 トシ→青木
61分 タカ→コマ
71分 慎三→ズラ

鹿島が2点取れば勝ち、という状況に変化をもたらすことのない、
慎三のゴール自体は、あまり意味のないものでした。

ただ、2点目を奪えば、一気に勝負を決めることが出来る状況。
一方、鹿島は1点取るしかない、攻撃的に行くしかない状況。

ここで、守るのか攻めるのか、きちんと整理できていたのかという疑問。

この日は、タイトルを目の前にした重圧が、大観衆の視線と共に襲ってくる状況。
一方で、ルヴァン以降下降を続けるチームコンディションを止められない状況。

結果として、切り替えも反応も前に出る圧力も鹿島に上回られ、
後手を踏む中で体力を奪われ、セルフジャッジを頻発させ、
ボールウォッチャーになる場面も散見され、ゲームを支配され、
前半30分以降は、苦し紛れに蹴り返すだけで後ろから繋ぐこともできず、
パニック状態を解消できず、自分たちのサッカー云々を言える状態でもなく、
天皇杯川崎戦を遥かに下回る惨状に、目を覆い続ける試合でした。

失った2点は必然の結果であり、何の言い訳もできない力負けでした。
CSというカップ戦に関して、鹿島は紛れもないウィナーでした。

これで、2016年は終了。
また来年、新たな戦いが始まるだけです。


大会方式に関して、言いたいことは山ほどあります。

昨年は、延長戦という関門をクリアできず、
今年はアウェイゴールという関門をクリアできませんでしたが、
あと一歩のところで力尽きるのは、あくまで浦和の弱さでしかなく、
ルールが違えば、おそらくその一歩手前で同じように敗れるのだと思う。

今年はリーグ戦というタイトルは元々存在せず、3つのカップ戦があっただけ。
ナビスコやACL同様、34試合のグループリーグでトップだっただけで、
CSというノックアウトステージで負けただけのこと。

2004年以前の2ステージで考えても、前期の鹿島と後期の浦和がぶつかって、
ホーム&アウェイで鹿島に軍配が上がっただけのこと。
勝ち点が1位だろうが74だろうが、前後期完全制覇というわけでもない。

浦和がタイトルでもない年間勝ち点1位を最重要視して、
それを勝ち取ることが出来たんですから、それでいいんじゃないですかね。
周囲も、リスペクトをもって、浦和を見てくれていると思いますし、
この悲劇が、このような間違った大会方式を復活させる歯止めになるのでは、
そう思えば意味のないことでもないような気がします。

消滅するわけでもなく、降格するわけでもなく、中位に沈むわけでもなく、
毎年ACLでアジアの強豪と渡り合い、毎年ステージ優勝を達成し、
毎年タイトル争いを繰り返し、今年は久々にルヴァン杯も獲ることが出来た。
勝負弱いのは最後だけだし、戦術も洗練され継続され、補強も小ぶりだが的確、
間違いなく日本一のクラブだし、誇りに思うとともに、感謝もしています。

前期も元日まで働いたんですから、今年は少しゆっくり休めばいいんです。

航が君臨し、コマとタカが走り回り、青木が安定し、トシが覚醒する。
これにヤジや岡拓が戻ったり、長澤やアドやラファや菊池がもし加われば、
先の楽しみしかないし、伸びしろしか見えない。

トップに君臨し続け、さらに上昇し続け、世界を目指し続けるクラブに、
たかだか2試合のCSの結果に一喜一憂して、下を向かないで欲しい。
来年こそ、いい年にしましょう。

【観戦記&展望】CS決勝1stレグ 鹿島0-1浦和 全員で勝ちましょう

観戦記
12 /01 2016
お帰りの際、潮来インターは中央突破には強度が高いので、
左サイドから抉って攻めることをお薦めします。
私は100分で浮間舟渡に帰りました。

ゴール

57分 阿部(PK)

鹿島

____むう____
中村__土居__遠藤
__満男__永木__
山本______西_
__マサコ__ソッコ__
____アゴ____

62分 中村→柴崎
80分 遠藤→ファブリーズ
89分 満男→伊東

浦和

____慎三____
__スシ__忠成__
ウガ______コマ
__アベユ__陽介__
_マキ_ワタル_モリ_
____周作____

68分 コマ→タカ
74分 スシ→カピ
81分 慎三→ズラ

家本がどうのという声が、異国の方から聞こえてまいりますが、
PK判定を受ける可能性のあるプレイの選択が責められるべきで、
だいたい、そんな判定に支えられて積み上げた17冠なわけで。

そもそも、どちらかに寄った笛というのではなく、
鹿の強い当たりにもれなく吹かれても、それしか手がないのが問題で、
結局、ビルドアップから折り目正しく相手を崩す術などなく、
ファールまがいのチャージでボール奪ってのショートカウンター頼みでは、
家本さんとの相性の悪さは解消されんのです。

ましてや、全く出張しない槙野さんが後ろに構えられると、
サイド裏のスペース突くぐらいしか活路を見いだせないサッカーでは、
なかなか思うような展開に持ち込めなかったのでしょう。

この試合がつまらないという声も、全国各地から聞こえてきますが、
(特に中途半端なライターさんあたりから)
多分、こういう鹿的なゲームの殺し方なんかまったくできなかった浦和が、
こういうシニカルなゲームの運び方出来るようになったことに、
感涙にむせんでるうぃあ~さんも多かったのではないでしょうか。

確かに去年のCSは活発だったし、殊に広島は本当に尊敬しますけど、
うちは10年もリーグ制覇してないし、重さが違うんです重さが。

後半、随分と押し込まれる展開になってしまいましたが、
これは本来、鹿島のやりたかったゲームだったんじゃないかと思いますし、
しっかりアドバンテージを上乗せして、ホームに帰れるのは上出来。

もちろん、1-0のアウェイゴールなど、実は何の意味もありませんが、
少なくとも、リアクションの鹿島にアクションが必要になったのは大きい。

サイスタで、立ち上がりにラッシュかけてくるのであれば、
そこ乗り切ってしまえば一気にこちらのペースですし、
2点取るためには、途中からギアチェンジするなんていう余裕もなく、
また、浦和のような強烈な交代カードがあるわけでもない。

怖がらないことです。

ゴールを守るのは、選手だけでないよ。
全員で勝ちましょう。