【観戦記】Jリーグ 浦和7-0仙台 532との食い合わせ

観戦記
04 /08 2017
埼スタは、スタジアムの中も外も満開でした。

ゴール

20分 慎三
27分 慎三
29分 武藤
45+2分 慎三
47分 忠成
65分 OG
90+2分 陽介

仙台

____奥埜____
__梁____藤村_
永戸_____蜂須賀
__冨田__三田__
_増嶋_平岡_大岩_
_____関_____

HT 藤村→クリスラン
68分 永戸→茂木
68分 蜂須賀→菅井

浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
ウガ______関根
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

42分 関根→駒井
62分 ウガ→菊池
68分 忠成→青木


532という守り方が今の浦和に対して有効なのかという点ですが、
守ることだけなら、相性は抜群に悪いような気がします。
渡辺さんは、梁と奥埜の2人でのショートカウンターに、
一縷の望みを託していたのかも知れませんが、
なまじ攻撃の要件を盛り込むことが、この試合で正しかったかどうか。

甲府は同じ532で中央の縦の楔を待ち受けていましたが、
結果としては右の関根に大暴れされての大敗を喫しました。
鞠や鹿のように2枚+2枚で真ん中固められると苦戦しますが、
さすがに3枚+3枚だと、別のエリアで破綻をきたすようで。

1点目は、関根の侵入に対して三田が追いかけ、
空いた前のスペースに永戸が出て、森脇をちらちら監視してましたが、
結局、三田が振り切られて左足のクロスを簡単に上げられて万事休す。
2点目は、三田の森脇への寄せが甘く、
まんまと永戸の裏を関根が駆け抜けていってしまいました。

仙台はボールホルダーに対し前後から寄せて奪い取るやり方ですが、
浦和ほど速くボール回され剥がされて、且つ横幅いっぱい使われては、
うかうか持ち場離れて、永戸のエリアに援軍に行くこともできず、
結果として、派手に炎上させてしまうことになりました。

次の日の等々力では、川崎相手に甲府が何とか532で耐えてましたが、
川崎は同サイドで細かくつないで攻め切っちゃうことも多いので、
やはり浦和との相性が悪いのかな、という気がします。
541ならもっと前後から行けるかも、でもラインを高く保つのが難しいし、
前節の神戸のように、前線が孤立して夢も希望も無くなってしまう。

ここら辺が、最近の浦和の、ミラーゲームに対する強さかも知れません。

3点目は武藤が持ち上がり、斜めに走る陽介囮に派手に蹴り込みましたが、
これは仙台が神戸戦で露呈させていた、バイタルの緩さ。
角田の頃なら隙もありませんでしたが、三田には厳しいのかもなあ。

これで、試合の趨勢は決まってしまったので、
後半クリスラン投入して、やけくそ気味にライン上げて攻勢に出ても、
浦和は逆に、落ち着き払ったカウンターで決定機を量産。
さすがに体力の限りもあって、フィニッシュの精度を欠いてましたが、
しっかり勝ち点3をいただくことが出来ました。

神戸以外の上位陣が総崩れで、勝ち点13、得失点差13の2位浮上。
ゼロックス、ACL合わせて10試合で33ゴールの荒稼ぎ。
もう、黄金期のジュビロみたいで、守備語るのがバカバカしくなる。

ただ、仙台が降格するほど弱かったかというと、そういうわけでもなく、
食い合わせが極端に悪かったのかな、というのが率直な感想。
よそと当たるときは、また勝っていくんじゃないですかね。

浦和は幸いにも気を緩める暇もなく、上海との決戦が控えます。
大勝ほど、早く忘れるに越したことはありません。

それにしても、SRの土日回数券が減らんなあ。

【観戦記】ACL 上海上港3-2浦和 ホームでコテンパンに

観戦記
03 /16 2017
ACLアウェイは変なスイッチ入っちゃうので、
現地にいると、今一つ試合のことは覚えてなかったりするんですが。
ラファのチャントは楽しそうですな。

ゴール

10分 シークー
45+1分 エウケソン
52分 フッキ
73分 ラファ(PK)
84分 遠藤

上海上港

(それどころではなかったので知りません)

浦和

____ズラ____
__慎三__忠成__
ウガ______駒井
__アベユ__青木__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

HT 青木→陽介
HT ズラ→ラファ
65分 忠成→武藤

この試合で一気にグループ突破を手元に引き寄せようというのであれば、
KLMで行くべきだったとも思えますが、
俄然調子を上げてきたガンバとのアウェイゲームを週末に控えた状況で、
しかも、少しずつターンオーバーが様になりつつある今期の状況で、
二兎を得に行ったのは理解できるところではあります。

この上海で、勝ち点1取れれば、この後の戦略も練りやすくなるので、
まずはしっかりゲームを組み止められるメンバーではありましたが、
不運とミスによって、試合は大きく動いてしまいました。

10分、セットプレイからアベユ?のクリアが相手に渡り叩き込まれて失点。
まだ時間もありましたし。ダメージはそれほどでもないと思いましたが、
それでも、クリアの方向はもう少し何とかならなかったのかな。
どうも今期、正面に中途半端に返して相手に渡って大ピンチというのが多い。

その最たるものが2失点目。

浦和のリズムに傾きかけてた前半終了間際、
スペースに出されたパスに、周作が好判断で飛び出し、ダイレクトで前線へ。
これが相手に渡り、周作が戻る前に正確に蹴り込まれる痛恨のミス。

前にも書いたかもしれませんが、今年の周作は良くない。
足がまだ治ってないんじゃないかと思うほど、フィードがずれることがあり、
合わせてフィードの判断が悪く、シュートへの読みも悪く棒立ちになることも。
もちろん、去年並みのスーパーフィードやスーパーセーブも見せてはいますが、
一発致命的なポカがあれば試合を決めかねないポジションであることは、
もし技術的に不十分なら、もう少し理解すべきなんじゃないかと思うんですが。

今日の2失点目で、浦和はさらにバランスを崩さざるを得なくなり、
3失点目を招いた流れ、あと1点を追いつけない流れを決定づけてしまいました。
周作の復調なしにはタイトルは望めないので、気がかりな点です。
是非、代表戦でいろいろ調整して、本番に備えて欲しいものです。

確かに攻め込まれた試合でしたが、あまり悪い印象はありません。
先制後は何とか試合をコントロールできていましたし、
駒井のところが結構空いてて、右からゴールに肉薄することが出来ていました。

周作のミスは本当に痛かったですが、後半もきっちりギアを上げられた。
ラファは(必要以上の)気迫を見せ、陽介の散らしも鋭くなってきました。
明らかに優勢でしたが、逆襲から復帰に決められたのも覚悟しておくべきこと。

それでもあきらめずにサイドを有効に使って押し返し、
その圧力に屈するように、上海は劣勢を支えきれず、浦和が2ゴールを強奪。
力勝負でもぎ取れたというのは、上海との力関係に大きな差がないということ。
それだけに、安い失点が悔やまれる試合となりました。

ただ、勝った上海に、大きなインパクトは残せたと思います。
ホームで3-0から試合をクローズできない、足が止まって終盤は防戦一方、
膨大な強化予算を持つ金満万クラブのなりふり構わぬ無様な時間稼ぎ。

この試合で終わりではありませんし、腹が立つより哀れだなとしか。
AT4分のホームアドバンテージがなければ、どう転んでたかわかりませんし。

ホームでは、コテンパンにしてやりますよ。

昨年は勝ち点9でのラウンド16進出。通常は10~12で大丈夫。
残り3試合、自分たちからリズムを崩さなければ大丈夫だと思います。

【観戦記】Jリーグ 浦和4-1甲府 甲府も繰り返してます

観戦記
03 /11 2017
鍛冶橋からの直行バスに乗せていただいたのですが、
せっかく早く会社抜け出して25分もかけて駐車場行ったのに、
その自分の会社の目の前まで舞い戻ったしまった際には、
さすがに変な汗かきました。

車中では2002年のイヤーDVD流してくれていたので、
試合の最中には、その球回しの流麗さに反感覚えておりました。
渋滞でスタメン発表間に合わなかったよ。

ゴール

57分 慎三
60分 武藤
76分 ドードー
83分 忠成
90+2分 ラファ

甲府

__ウィルソン_堀米__
_小椋____田中_
橋爪__兵働__松橋
_新里_山本_新井_
_____岡_____

63分 堀米→ドードー
89分 新里→リマ
89分 兵働→保坂

浦和

____ラファ____
__慎三__武藤__
ウガ______関根
__アベユ__青木__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

75分 槙野→駒井
80分 武藤→忠成
83分 ウガ→那須

甲府は2節鹿島戦と同じメンツながら、小椋と田中が左右逆。
ウィルソンも頻りに浦和の右サイドに流れるて来ていたので、
きっと、森脇の周辺を小椋と一緒に狙ってたのでしょうが、
この日の森脇は一味違いました。若干男前でした。

序盤に武藤に通したグランダーの狙いすましたパスを見て、
ようやっと彼も目覚め始めてるんだな、と感じましたが、
結果を残すのは後半になります。

前半は膠着状態。
甲府は5バックで浦和の5トップに例によって密着取材。
2トップはふわっと球を追ってくる程度ではありましたが、
今年の浦和は2枚で追われると、ボランチ2枚が下がって、
リベロと3枚回しを敢行し、3トップへの中距離の楔を狙う。

そのパスコースに蓋をするように、甲府3ボランチがスライド。
その脇が。槙野と森脇を誘うように空いていますが、
彼らの裏がカウンター狙いのお薦めポイントなのは周知の事実。

双方のWBが1対1、槙野、森脇がボランチ脇を突ければ、
数的優位も作れるのではと思ったので、カギはサイドかなと。
もうひとつは、甲府全体がパスを待ち構えていたのか、
長めのドリブルで前にボール運ぶと、若干バタバタしてたので、
ドリブルの活用がカギになるのかなというのが、前半の感想。

甲府があまり来ないので、気持ちよくボールを持てるせいか、
浦和も余裕持ちすぎて判断も遅くなり、繋ぎも雑になり、
前半の最後の方、甲府が圧をかけると途端に守勢に。
松橋のシュートがバー直撃で済んだのは、幸運の一言。
入っていれば、ガンバの二の舞でした。

そこでうまくいったので調子こいて、甲府は後半も攻めかけますが、
57分に森脇の縦パスに抜け出した関根がグランダーをゴール前に。
DFが防ぎきれずこぼれたボールをファーの慎三が押し込み先制。

やっぱりブレイクスルーはサイドからでした。

ここから、甲府も勇敢にラインを上げて逆襲を開始します。
リードされても引きこもったままで馬鹿にされた去年の面影はなし。
満を持して投入されたドードーも切れのある動きを見せます。
ただ、パスをつなぐ能力は、はるかに浦和に劣りますので、
スペースのできたピッチ上での打ち合いに勝ち目はありません。

ラファ、慎三、関根と繋ぎ、甲府陣を襲った浦和のカウンター、
関根の左足のクロスを武藤ヘッド綺麗に流し込みなんなく2点目。

甲府も偽ケンペスこと田中の素早いスローインから兵働、ウィルソン。
ドードーへのクロスの下を、赤いのが4人ほどジョグしてましたが、
ただのボールウォッチャーには給料を返して欲しいものです。
リスタート時の切り替えがあまりに遅すぎるし、集中できていない。

やばい雰囲気をいつも一掃してくれるのは、頼りになるチュンくん。
相手エリア付近のルーズボールを関根が持ち出し、またグランダー。
1点目と同じシチュエーションで、今度はチュンが押し込み3点目。
いつものように人差し指で空を指差し、UFO呼んでました。

そして仕上げはアディッショナルタイム2分。
駒井のボール奪取から、スルーパスをラファがお得意の浮かしで4点目。
陽介も浮かすの好きですが、いつも枠の外なので見習って欲しいです。

集中を欠き、球際でも負け、失点をこの日も回避できませんでしたが、
結局4発ぶち込んでいろいろうやむやにしてしまった快勝でした。

甲府は今年も、持ち味の守備力を薄めて、結果を出せずに、
終盤は佐久間さんが元に戻すんでしょうか。
浦和にとっては、リードされても出てこない甲府の方が怖いかも。
ヴァンフォーレ吉田の道のりは、まだまだ長いと思わせる試合でした。

さて、上海行ってきますかね。

【観戦記】Jリーグ 浦和3-1C大阪 ホーム開幕

観戦記
03 /04 2017
ヨニッチの野郎、槙野吹っ飛ばしやがって。
せいぜい、よみっちには気を付けることだな(言ってみたかった

ゴール

22分 武藤
37分 慎三
52分 ラファ
59分 ヨニッチ

C大阪

__柿谷__杉本__
クニクン______丸岡
__ソウザ__山口__
丸橋______松田
__山下__ヨニッチ__
____丹野____

61分 関口→清原
73分 丸岡→山村
85分 松田→田中

離脱した水沼、ジンヒョンに代わって丸岡、丹野。

浦和

____ラファ____
__慎三__武藤__
ウガ______関根
__アベユ__青木__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

68分 ラファ→忠成
79分 青木→那須
86分 慎三→ズラ

ACLから3人変更、キャプテン、ラファ、航が入り、
駒井はご褒美のベンチ外。


前半のセレッソは前から追わず、真ん中に絞って引きこもり。
ほぼほぼWSWのパターンで、当然の帰結としてタコ殴り状態。
甲府のようなプロの引きこもりではないので、耐え切れるわけがない。

ロングボールで武藤が裏抜けした決定機はうまく収められませんでしたが、
浦和のパス回しに全くついて行けず、ジワジワ集中力をそがれるセレッソ。

22分に航の縦パスを慎三がスルー、武藤に収まるの確認して左に旋回、
武藤はそれをおとりに右にスライド、ワンフェイク入れて右足でズドン。
37分には武藤が丸橋に猛プレスかけ、奪ったボールを中央に持ち込み、
左足で跨いで右足アウトでおされなパスをラファに通し、
ラファが叩いて、こぼれ球を落ち着いて慎三が流し込みました。

前半のヒーローは間違いなく武藤。
攻めの時の今日の切れ味は半端なく、プレスバックの激しさも格別でした。
その分、電池切れのも早く、後半はしくじる場面が多かったかな。

一方セレッソは、前線で待つ杉本がそもそも前線で待つタイプではなく、
柿谷の華麗な一瞬芸も、あまりにもゴール遠くでは怖さを感じられず。
セレッソはSBが出て行って初めて攻撃の形になるチームですが、
関口、丸岡までが押し込まれている状況では、何も起こりようがなく。

後半も、ボール奪取した青木がそのまま持ち出し、狭いところにスルーパス。
ラファがDF置き去りにして、冷静にボールを浮かして3点目。
GKの1対1簡単に決められるのなんてトシぐらいしかいませんでしたが、
この子は本当にゴール前で落ち着いてるし、とにかくシュートがうまい。
今年は本当に何点取るのか予想がつきません。

ところが、ここら辺から雲行きが怪しくなる。

セレッソがラインを上げ、ボールを前から追い始めるタイミングと、
浦和の足が止まり始める時間が微妙に合ってしまったようで、
圧倒的有利なはずの浦和が、自陣でドタバタ始めます、

マークしていたはずの槙野が吹っ飛ばされて、
マリノス戦同様、CKをヨニッチにニアで合され、混迷はさらに深まるばかり。
とどめを刺すどころか、大きくクリアしては波状攻撃を受けるお粗末な終盤。

尹さんは浦和の減速を見込んで後半勝負を目論んでいたような気がします。
ただ、そこまで耐えられるだけの守備力が、今のセレッソにはまだない。
それでも。もし3点目がなければ、何が起こっていたかわからない試合でした。
改めて、尹さん怖いな、と。

一方、勝負決めに行った浦和の判断を間違っていたとは思いませんが、
もう少し、終盤勝負できるだけの戦略は持っていないと、厳しいのでは。
残り15分の強さが、もう少し去年はあったような気がしますが、
このように先行逃げ切りしか引き出しがなければ、勝ち点も増えませんわ。

ターンオーバーも巧くなってきたし、攻撃の破壊力もこの6年間で一番上。
それでも、試合運びの拙さが残る点については、看過されるべきではない。
森脇の目が覚めるのはいつも4月、周作も航とても本調子とは言えない。

と に か く 失 点 が 安 す ぎ る 。

まあ、これから上がっていくと思えば、楽しみと言えるかもしれませんが。

【観戦記】ACL 浦和5-2ソウル 実は怖かった前半

観戦記
03 /01 2017
2月の埼スタは、やっぱり寒いっす。
西さんの飯食えなかったし、ACLユニも結局手が出ず。

ゴール

09分 武藤
11分 忠成
14分 パクチュヨン(FK)
15分 関根
21分 ウガ
45分 駒井
90+2分 デヤン


ソウル(うろ覚え)

____10____
11______08
__06__13__
____15____
07______17
__05__55__
____01____

HT 15→34
75分 13→09
82分 55→38

最後にカクテキが傷んで代わりに出てきたのキム苦難でしたか。
アンカーのオスマールがCBに下がってましたが、
最後まで浦和のスピードに翻弄されっ放しでした。


浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
ウガ______関根
__青木__駒井__
_槙野_那須_森脇_
____周作____

66分 慎三→ラファ
75分 駒井→長澤
78分 忠成→ズラ

ミシャは、噂の3バック採用を直前に思いとどまったようで、
駒井をボランチに据える奇策、これが見事に当たることになります。


圧巻のゴールラッシュではありましたが・・・。

慎三が右に流れて上げたクロスを、武藤がヘッドで叩きつけてまず1点。
関根が右からカットイン、忠成がパスを冷静に止め、左足に乗せて2点。

パクチュヨンのFKが見事な曲線を描いてゴールに吸い込まれた直後、
右に流れた武藤が出したラストパスを関根が迷いなく蹴り込み3点。
これが試合の流れを決定づける、貴重な貴重なゴールでした。

チュンのシュートのディフレクションを、ウガがちゃっかりボレーで4点。
最後はチュンのキープに猛然と走り込んだ駒井のフィニッシュで5点。

ただ、正直言って前半は見ていられないほど守備が不安定で、
何点リードしても全く落ち着けない、怖い怖い時間帯が続いていたのに対し、
後半は、どっしりと、且つ機能的に構えるいつもの浦和が戻って来て、
点数は入らないし、最後にはいつものパターンでやられましたが、
そんな後半の方が安心して見ていられるという、非常に不思議な試合でした。


まず、ソウル目線で考えると。

4バック1アンカーは放っておいても5トップとはマッチアップできますが、
前の5枚がアグレッシブに行き過ぎて浦和に掻い潜られ、切り替えも遅い。
ポジションチェンジも頻繁で、受け渡しの悪い浦和を混乱させましたが、
ターンオーバーの際の受けの形が悪く、プレスバックにも行けないから、
ソウルの後方部隊が大混乱に。

浦和を翻弄することはできていましたし、得点機も量産してましたが、
自分たちの創り出したカオスに、自ら嵌ってしまったような前半でした。
この日の浦和は、カウンターのスピードと精度だけは素晴らしかったので、
このような惨劇が起こってしまったのは運が悪かったとしか。

一方の浦和目線。

結果的に当たってしまったのがボランチ駒井。
真ん中をドリブルで切り裂くことで、ソウルのアンカー脇のスペースを蹂躙し、
ソウルの4バックがガチャガチャになり、絞るもんだからサイドもガラガラ。
そこにもう一人関根も並走しているもんだから、もうボールは前に運び放題。
KLMの高度な連係が前で待ち構えてますから、ひとたまりもありません。

ボランチの新しいオプションになりそうです。
長澤もヤジも、何もボランチで使わなくてもとボヤいていることでしょう。

後半になると、ソウルの減速と共に浦和の守備陣形も落ち着きを取り戻し、
ソウル3トップに対し5バックは2枚余るので、臨機応変に関根が一列前に。
綺麗な4-4-2のブロックを作って、ソウルの反撃を抑え込みました。

前から来てくれた方がやりやすいといつも言っている割には、
実際には普通に押し込まれて、押し切られてしまったりする浦和ですが、
この日は、見事に相手の背後のスペースを有効活用することが出来ました。
何がJのクラブと違うかと言っても、微妙なとこなんでしょうねえ。

でも、バタバタしていた前半、KLMが守りでも奮闘して、
乱戦を許さなかったところが一番のポイントだったかも知れないなと。
昨年はグループステージ2勝3敗1分の勝ち点9で勝ち抜けでしたが、
2戦2勝は本当に大きい。上海でもし勝てればほぼ決まりです。

まだまだ、バランスを取り戻すのには時間がかかりそうですが、
じわじわ思い出していけばいいのかな、とも思いました。

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito