【観戦記】Jリーグ 浦和1-2柏 変わらないと

観戦記
09 /09 2017
残念な結果ですが、個人的には楽しかったけどね。

ゴール

50分 ハモン
86分 武富
90分 慎三(PK)



_オリベイラ__クリスティアーノ
波紋______伊東
__小林__大谷__
ユン______小池
__中山__鎌田__
____中村____

79分 オリベイラ→武富
87分 大谷→栗澤

浦和

____慎三____
トシ______ラファ
__ヤジ__武藤__
____青木____
槙野______森脇
__アベユ__遠藤__
____周作____

66分 トシ→駒井
74分 ヤジ→忠成
85分 ラファ→ズラ

柏は中谷が出禁、今日は2トップでオリベイラ先発。

浦和は先発見ても誰がWBか皆目見当がつかず、
何か試そうとしてるのかな、というのは匂いましたが。

今日は4バック固定で青木アンカーの4-1-4-1。
直輝時代に一世を風靡した堀スペシャルが発動されました。
おそらく、非公開練習の中で、時間かけて仕上げたようで、
付け焼き刃感はなく、ミシャの思いつき采配とは全く違う。

これが前半、思いの外嵌りました。
パスコースが多くボールの動きがスムーズでチャンス量産。
距離感がいいのか相手の囲い込みも早く、柏の自由を奪う。
ここで点が取れなかったことが後々響きましたが、
試合はほぼ一方的に、ホームチームのペースで進みました。

もともと、ミシャ式の攻撃時4-1-5に近いですが、
守備時に4バック固定で、バックラインの移動距離を縮小、
WBの広いタスクをSB、SHの分担させることで、
SH(トシ、ラファ)はより攻撃に専念できる。
その分、2シャドウは守備時に中盤の監視に加わります。

多少SBの押し上げはありますが、攻撃担当は前の5人。
それでも、ミシャに鍛えられたダイレクトプレイは強力で、
柏のバックラインには十分脅威だったんじゃないですかね。

やはり慣れないやり方では、消耗が早いようで。
後半は出足も鈍り、攻撃の迫力も次第に減退。

そして、カウンターから失点。

ただ、チームとしてはむやみに戻らぬようにしてたのでは。
人数が足りていれば、1対1で勝てばいいことですし、
多少のカバーリングで、十分リスクは回避できるはずです。
カウンターの度に全員戻ってたら、攻撃にならない。

しかし、残念なことに、うちにはCBがいませんでした。
アベユや航だけでなく、足の速さでも体の強さでも、
絶対に相手に1対1負けないようなプロのCBがいない。

アバウトなボールの対応がアバウトすぎて、
ハモン・ロペスの個の強さに脆くも屈することとなる。
ここはチームやシステムでカバーすべき部分ではないかな。

今日の敗戦に不満な人は多いと思いますが、
僕は、堀さんの方向性は間違っていないと思います。
文句のある人は、浦和が詰んでるという理解がないのでは。
つまり、ミシャ式ではまったく勝てなくなったこと、
でも、今はミシャ式専用の人材しか浦和にはいないこと。

ミシャでもないのにミシャのやり方の真似事続けるのなら、
ミシャに続けさせた方がまし。現実を見てないと思う。

去年のミシャ式にうまく戻せても、もともと守備は不安定。
終盤戦で、ラファやマルティノスにやられたシーンは、
今年の大崩壊の予告編のようなものでした。
森保式移行を夢見ている人もいるんでしょうが、
ミシャ式は、広島支店も浦和支店もJを席巻した見返りで、
ガッツリ研究されてしまいましたから、結果は見えてます。

変わる必要があるんですよ。

ミシャ式では、本当の居場所が掴み切れなかった選手がいる。
みんなが慎三や武藤や陽介になれるいうわけではない。
トシも、ヤジも、ラファ(前半のみ)も溌溂としてました。
いろんな選手が生かせるオプションをミシャは作れなかった。

CBはマウの他に、岩波や植田クラスの補強は必要ですが、
特殊過ぎるシステムのため生じた浦和のタレントの偏りを、
少しずつ、修正していかなきゃいかんと思いますし、
戦い方についても、もっと普遍性・汎用性が必要だと思う。

ミシャに30年任せてもいい、と思ってた時期もありますが、
やはり特殊なものには寿命があることを痛感した以上、
新しい一歩を踏み出す堀さんを支持せんとと思うわけですが。

【観戦記】ルヴァン杯 浦和2-2C大阪 現在地

観戦記
09 /04 2017
ルヴァンを手にすることが出来ませんでした(5000個限定

ゴール

10分 ヨニッチ
44分 丸橋
48分 武藤
71分 慎三

C大阪

__柿谷__山村__
芹澤______水沼
__木本__秋山__
丸橋______松田
__山下__ヨニッチ__

54分 山下→ソウザ
65分 芹澤→福満
89分 柿谷→澤上

浦和

____慎三____
__ラファ__ヤジ__
菊池______ヒラ
__アベユ__長澤__
_田村_遠藤_橋岡_
____周作____

HT ヤジ→武藤
HT 橋岡→森脇
70分 田村→トシ


アウェイゴール付きノックアウトステージ、下手ね。
考えすぎない方がいいんじゃないのかね。

ホームが後というのは、必ずしも有利ではないかも。
どうしても初戦は慎重な入りになってしまうし、
それがアウェイで、ロースコアに終わった場合、
ホームでの戦い方が窮屈になってしまいますし。

前に広島にも、A0-0、H2-2で負けてたし、
勇敢に立ち向かって、初戦A0-5というのも・・。

依然川崎相手に、H4-3、A1-2で負けたり、
A2-3、H1-0で勝ったりというのもあったし。

済州戦みたいなこともあったりはしますが、
浦和はどこでもホームだし、そんなに器用でもないし、
なんでもいいっちゃ、なんでもいい。

相手が、2戦目もソウザを外してきたのは意外でした。
柿谷が一列上がり、復帰の山村と2トップ。

浦和はマウ離脱で、田村、遠藤、橋岡の3バック。
右がヒラ、ボラに長澤、シャドウにヤジ、・・不安。

ところが、これが全くもって悪くない。
長澤はヤジのようにズバッとパス通したりはしないが、
前向くと、力強いドリブルでボールを運んで、
パスコースを作ってから、ボールを離す。
チーム全体が前に動かされて、ボールも円滑に回る。

守れてる頃のミシャ式を、見知らぬメンツが再現する。
そこには槙野も森脇も陽介もLMもいないわけですが。

ただ、失点シーンはもったいなかった。
CKをニアですらされ、がら空きのファーにヨニッチ。
航の不用意なファールから、正面のFKを丸橋。
流れの中から危ないシーンがほとんどなかっただけに、
後半、3点必要になったのは非常に痛かった。

それでも、堀さんは的確な手を打つ。
2枚替えで森脇、武藤を投入して、ギアを上げます。
山村を下げて5バック作り、守り固めたセレッソを、
猛然と押し込んでのハーフコートマッチ開始。

森脇が右のラインを大きく前進させたところを起点に、
縦横無尽にどこにでも顔を出す武藤が無双を始める。
水曜同様、かなりキレが戻ってきた感があります。
ヒラさんの優しいクロスを、バックヘッドで1点差。

さらに波状攻撃が続く中、さらにシャドウにトシ投入。
ファーストプレイのCKで慎三に見事に合わせて同点。
ここで一気に畳みかけたかったところですが、
足が残ってなかったのか、多少勢いに陰りが見え始め、
ボールを大事にし過ぎて、エリア内に入れなくなる。

それでも何度も決定機は迎えましたが決めきれず。
ラファの独り相撲も、ブレーキになっていました。

残念ながらそのままドローでセレッソの勝ち抜け。

機能したとは言えないヤジや菊池あたりに、
非難は集まってしまうのかも知れませんが、
そもそも、まともに90分戦えないメンバーもいるわけで、
よくできたパッチワークだったと思いますよ、今日は。
これが浦和の現在地なんだと思う。

物足りなさは否めないけど、ぶっ壊れてたんだし。
短期間で守備の整備を進め、なんとなく残留を確実にし、
怪我人続出もうまく凌いで、コンディションは上向き。
控え組を次々使って、底上げも着々と進んでる模様。

来年の約束も危ういのに、よくやってくれていると思う。
堀組の人たち。

柏戦しっかり戦って、いよいよ川崎との決戦です。

【観戦記&展望】ルヴァン杯 C大阪0-0浦和 橋岡デビュー

観戦記
09 /01 2017
実を言うと、長居は永井の決勝ゴール以来。
8月とはいえ、月末の平日に大阪遠征ぶっこんで、
いろんなものを失ったような気も特にしてませんが、
涼太郎と橋岡見れて、ほんま来てよかったわ。

C大阪

__リカルド__福満__
芹澤______関口
__木本__秋山__
田中______酒本
__茂庭__藤本__
____丹野____

77分 芹澤→柿谷
84分 藤本→ソウザ
86分 関口→丸橋

浦和

____忠成____
__武藤__涼太郎_
ウメ______駒井
__青木__ヤジ__
_田村_マウ_遠藤_
____周作____

58分 マウ→橋岡
63分 涼太郎→ラファ
84分 忠成→トシ

ノックアウトステージはさすがにガチかと思いきや、
こっちは半とっかえ、向こうは全とっかえという、
ああ、そういうつもりだったんかいというスタメン。

セレッソはリカルド、福満の2トップで4-4-2。
浦和は涼太郎がシャドウ、田村が左ストッパー。

お互い試合を壊さないように慎重な立ち上がり。
ヤジは2トップに挟まれ、ストレスを溜めますが、
マウと青木は無理せずに、ボールをサイドに逃がす。

セレッソはリカルドに当てますが、
浦和のバックラインがきっちり寄せて自由を奪う。

お互い、決定機らしきものもなく、淡々と時計が進む。
まあ、塩試合。

涼太郎は緊張と力みからか、周囲に目を配る余裕もなく、
単騎突破を試みては玉砕を繰り返していました。
いいんじゃないですかね、若いんだし、あれぐらいで。
埼スタデビューの時よりは落ち着いてましたよ。

ハイライトはマウの負傷退場から。

スクランブルで登場した橋岡にリカルドが襲い掛かる。
途中投入の柿谷も、ついでに襲い掛かる。

最初は足元が怪しく、やばいロストもありましたが、
日本有数のアタッカー陣相手に必死に対抗していたら、
変なスイッチ入ったみたいで、途中から無双し始める。
勝手に突撃開始して、ゴール前にも2回潜入してたし。
後ろをカバーしに走り回る駒井も気の毒でしたが。

まあ、大原での駒井とのぶつかり稽古の成果を、
こんなに早く試せる機会が来るとは、よかったね。
何とも頼もしい高校生が現れたものです。

前半、しっかり浦和がボールを回せたおかげで、
後半、セレッソの出足も若干鈍くなったところで、
武藤が自由に動き始め、楔受けたり、裏狙ったり。
惜しいチャンスもありましたが、攻撃の厚みは出せず、
ゴールは奪うことなく、スコアレスドローで90分終了。

アウェイゴールが奪えず、正直2戦目は多少不利。
それでも、メンバー欠いて、マウも抜けた中での、
失点ゼロは想定の範囲内というより上出来の部類。

日曜はホームに戻れますし、お互いガチでしょうから、
しっかりゼロに抑えて、勝てばいいんです。

マウが難しそうですし、慎三の膝も怪しい状態ですが、
ズラも森脇も戻ってきましたし、何とか戦えそうです。
リーグ戦の借りは、きっちりお返ししませんと。
一応、ディフェンディングカンペオンでもありますし。

向こうは山村が復帰した模様。
前に澤上、山村。ボランチにソウザ、木本。
簡単ではない相手ですが、一時ほどの勢いもない。
チャンスはあると思います。

【観戦記】ACL 川崎3-1浦和 振り出しに戻る

観戦記
08 /25 2017
まだまだですなあ。
帰りの武蔵小杉がこんなに遠く感じたこともないです。

ゴール

33分 小林
50分 エウシーニョ
76分 武藤
85分 小林

川崎

____阿部____
家長______小林
____憲剛____
__ネット__大島__
車屋_____エウシーニョ
__谷口__奈良__
____ソンリョン____

70分 憲剛→登里
83分 登里→田坂
86分 小林→森本 

浦和

__慎三__忠成__
_ヤジ_アベユ_青木_
菊池______駒井
_槙野_マウマウ_遠藤_
____周作____

HT 忠成→武藤
70分 ヤジ→ラファ
87分 慎三→アド

浦和はアップ時にアクシデントで陽介がスタメン交代。
青木がスクランブル発進、アベユ、ヤジと3ボランチ形成。
もともと守備再建中の浦和が、絶好調の川崎に対峙して、
とにかく守り倒して試合殺しに行くしかないわけですが、
ある程度の反抗能力有してなければメンタルが持たない。

マウリシオ中心に前半はうまく持ちこたえていましたが、
ボール奪っても、すぐに攻撃が途切れてしまう現状では、
猛烈な暑さが戻ってきたこの気候では集中力が続かない。

ふっと憲剛に抉られた前半の失点は、そんなとこですわ。

後半の立ち上がり、少しマウリシオが動かされてしまい、
最終ラインが安定せず、危ないシーンが続きました。
その流れから小林に割って入られ、最後はエウシーニョ。

1点は先行したものの、慌てた様子のない浦和に対して、
不気味さを感じていたのは、川崎の方だと思います。
それだけに、この2点目は、本当に痛い痛い失点でした。

2点差を安全圏と見たのか、川崎が次第にリトリート。
浦和はかつてのようにボール保持率を高めますが、
最後のところで崩し切るアイディアもなく、閉塞感が漂う。
青木の浮き球に抜け出して、武藤が1点返すのが精一杯。

逆にここで再度ギアを上げ直してきた川崎が押し込んで、
最後は家長の侵入から、ファーの小林が合わせてダメ押し。
アンパンマンマーチがトラウマになりそうな試合。
現在地点を思い知らされる惨敗でした。

すべて浦和の右サイドから崩されてしまったわけですが、
2列目3枚でサイドの手当は元々十分ではないわけですから、
厚く固めた真ん中が、ボランチや左サイドの人間が、
最後のところで身体を張らなければいけないかったのでは。
突破された時点で、相手の崩しに見とれていたんでは、
真ん中に何人割いても、守り切れるものではない。

鞠や鹿なら、4~5人で守ってるところ、6人はいたはず。
偏に個人の問題だと思いますがね。

少しずつ少しずつ積み上げてきた自信が、これで全部チャラ。
もう一度、最初からやり直しです。

これを付け焼き刃と言う奴がいれば、言わせておけばいい。
今は何が正解かわからないのですから、試せばいいです。
ただ、今の浦和は守りのホームポジションを早く見出し、
体の芯まで一度浸みこませない限り、勝てるわけがない。

ボール奪ってから攻め上がる距離は長いかも知れませんが、
ボール奪われてから守りの戻る距離はもっと長いと思う。
そこを苦も無く自然にできるようにならない限り、
取られることを恐れて後ろで回すだけのポゼッションしか、
浦和には残されていませんから。

勝てると思うなら、2NDレグは神風やったっていいと思う。
でも、それ以外の試合は、続けて欲しいし貫いて欲しいです。

これで答えすべてが決まったわけではありません。

【観戦記】Jリーグ 浦和2-1F東京 再構築順調

観戦記
08 /20 2017
試合前に雷の襲撃を受け、試合開始が1時間遅れ。
悪天候になるほどテンションの上がる、頭の悪い浦和ゴル裏。
多分、褒めてます。

ゴール

17分 慎三
22分 橋本
30分 慎三

F東京

_大久保__前田__
__米本__橋本__
太田__高萩__室屋
_丸山_ヒョンス_徳永_
____大久保____

HT 前田→ウタカ
51分 室屋→永井
62分 米本→中島

浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
菊池______駒井
__アベユ__陽介__
_槙野_マウマウ_遠藤_
____周作____

66分 陽介→青木
71分 慎三→ラファ
79分 武藤→矢島

やはり、マウリシオの加入は吉と出ているようです。
とにかく泰然自若、余計なことはせず静かに構えている。
これが槙野を落ち着かせ、航を安心させています。

ミスパスしても、ロストしても、ファールしても、
すぐに切り替え、ポジションに戻り、自信満々に待っている。
ルーズボールへの反応が早く、最後に足や身体を放り出す。

これなら、相手にいくらボール持たれても、簡単には失点しない。
周作の反応にも、鋭さが戻って来ているような気もします。
堀の短期間での守備の再構築は、間違いなく順調に進んでいる。

失点シーンでは、余裕かまし過ぎて安直にボール持たせ続け、
大久保へのプレッシャーが薄れたところをやられましたし、
最後の方は、ヤジとラファが厳しく行けずに押し込まれて、
久々にポストやバーが活躍せざるを得ない状況になりましたが、
これから、もっともっと強度を上げていけばいいことですし。

一方、攻撃のついても光明が見えたゲームでした。

浦和の強みは、相手を自陣に押し込んでからの遅攻ではない。
長く繋げるうちに、集中力が薄らぎ、アイディアが尽きる。
そこを狙われ続けながら、そこに拘り続けてしまったのが、
ミシャの限界だったような気がする。

自陣で回してから、もしくは相手ボールを高い位置で刈ってから、
突然スピードアップする速攻にこそ、最も威力があるんですが。

1点目は駒井がチュンとのワンツーから右サイド抜け出して、
入れたクロスを武藤が落とし、慎三が浮き球を上手く叩く。
2点目は陽介と慎三のワンツーから、陽介の楔がチュンに入り、
チュンの横パス、武藤のフリックから慎三がフィニッシュ。

こういう速攻でこそ、彼らが大原で磨いたスキルが生きる。
足元、足元で正確に繋ぎ続けられる川崎とはまた持ち味が違う。
守備意識の強さが、出足の鋭さを消してしまっていましたが、
自然と守れるようになってくれば、攻める余力も出てきます。

浦和は、実に正しい正しい道を歩み始めているような気がしますが。

しかし、瓦斯さんはなんでいつも優しくしてくれるんだろうか。
室屋は軽傷ならいいね。これからもっと上位陣叩いてもらわないと。

大雨の中、ご苦労様でした。

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito