【観戦記】Jリーグ 浦和2-4磐田 周作のご乱心

観戦記
06 /19 2017
久々に折れたわ。

ゴール

36分 大井
43分 阿部
56分 阿部
68分 アダイウトン
74分 松浦
80分 松浦

磐田

__アダ__川又__
____松井____
宮崎______櫻内
__川辺__ムサエフ__
_森下_大井_高橋_
____カミンスキー____

59分 宮崎→小川
68分 松井→松浦
86分 アダイウトン→齋藤

浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
ウガ______関根
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

58分 ウガ→駒井
61分 忠成→ラファ
79分 関根→ズラ

名波は姑息なリトリート戦術などは取らずに、
正々堂々、ガチで向かってきてくれました。
押し込まれた浦和も、しっかり受け止めることが出来ていたし、
カウンターからチャンスも十分に作れていました。

こういうお互いの良さが出る試合なら、浦和の勝ちかな、
前半の早い段階で、そう確信していたんですがね。

いろいろ理由はあるんでしょうが、
2つとも、結局ゴールはお留守になっていたわけですから、
周作がぶち壊した試合なんだと思いまし、言い訳はできない。

2つもやってしまえば、折れない方がおかしい。
3点目、4点目を論じる気にもなりません。
せっかくのキャプテンの2ゴールを台無しにしてしまいました。

ただ、1点リードしている場面で、
あれだけリスクをかけるべきだとは到底思えません。
しっかりブロック作って、相手の背後にスペースを作り、
カウンターで仕留めるのが、当たり前の追加点の取り方です。

バイエルン目指してるんでしょうが、実際は千葉と大差ない。

あれだけのハイラインを維持するのであれば、
アタッキングサードで誰一人ミスせずボールを繋げて、
ボール奪われれば、絶対に抜け出せないよう封じ込められる。

そんな技術があるのが、日本になんかいるわけがないんだから、
そもそも分不相応なサッカーなわけで、
今年1年かけて、ミシャはそれが無理だと思い知ればいいですが、
どうせ懲りずに来年も夢を追い続けるんでしょうなあ。

はいはい、切り替え、切り替え。
今年はACLに専念できそうやね。

【観戦記】ACL 浦和3-0 完勝

観戦記
06 /01 2017
月末のウィークデイ、埼スタに集結した物好きは19000人。
勝たせたい一心の仲間がこれだけ集まれば、
ホームアドバンテージで相手を圧倒するには十分でした。

ゴール

18分 慎三
34分 忠成
114分 森脇

済州

いいからとっとと日本から出て行けや!

浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
関根______駒井
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

70分 忠成→青木
76分 駒井→高木
100分 関根→ズラ

1stlegではちぐはぐだった浦和のパフォーマンスを見て、
しっかりリトリートすればスコアレスで行けると思ったのか、
一人向きになってボールを追い回すマルセロ以外は、
さしてプレスをかけても来ず、さして攻め込んで来ることもなく。

もともと、スペース与えればカウンターのうまいチームですが、
逆にスペースを消してしまえば、遅攻で崩す引き出しはない。
切り替えを早くして、囲んで遅らして、しっかり戻れば、
危ないシーンを作られることはほぼありません。

一方の浦和は、ホームの滑らかなピッチで気持ち良さげに平常運転。
日頃から、引いた相手は山ほど相手させていただいてますので、
待ってるだけの済州の決壊は時間の問題と思われましたが。

済州のゲームプランはあまりにも消極的でした。

2点のリードをうまく使うのであれば、
アウェイゴールを1点取って、試合を決めに行くべきではなかったか。
例えそれで、カウンター食らって失点しても、まだ1点の余裕あるし。
埼スタでの浦和の恐ろしさを、理解していなかったのかも知れません。

陽介のFKに、慎三が頭で合わせてまず1点目。
慎三のパスに抜け出したチュンが対角にうまく流し込んで2点目。
済州に失点時のセカンドプランは見受けられず、
前半でさっさと追いつく、浦和の見事な試合運びでした。

ただ、アウェイゴールを取られれば、もう2点が必要になる。
浦和は責めながらもバランスを崩さず、じっくりと済州を追い詰める。

それに重ねる北スタンドからの重圧。
少数精鋭ながら音量十分のブーイングとチャントが済州に襲い掛かる。
客慣れしていない済州は、案の定、落ち着きを失っていく。
GKはサイドライン際へのボールを蹴れなくなり、
ターンオーバー時も、雑なボール運びでカウンターの精度を下げる。

DFの20番が2枚目のイエローをもらうと戦意喪失して専守防衛。
それでも浦和は拙速に攻めずに、焦れず騒がず延長戦突入。
済州は88番の長身メンディ投入して、パワープレイに賭けますが、
しっかり航が競って、ボランチらがセカンドボール回収して波状攻撃。

そして、最後はトシの狙いすましたファーへのクロスを森脇がプッシュ。
残り5分のところで、しっかり仕留めて見せる横綱相撲でした。

後は、御存知の通り、済州が恥をさらして試合終了。

Kリーグの唯一の勝ち残り、リーグ戦首位のプライド。
しかし、カウンターだけではACL勝ち抜くのは最初から無理でした。
いろんなもん背負ってるところに、埼スタの容赦ないプレッシャー。
八つ当たりしたくなる気持ちもわからないではないですがね。

サッカーでも、人間性でも、浦和の完勝でした。

あと、森脇。
苦しかったんだろうなあ、というのは、よく伝わってきました。
本当にいいゴールだったね、ありがとう、そして、お帰り。

文句なく、今年のベストゲームでした。

【観戦記】Jリーグ 浦和3-3清水 とにかく暑かったです

観戦記
05 /21 2017
とんだ消耗戦になってしまいました。
森脇を欠いたこの2試合に関しては、
わずかに崩れたバランスを最後まで修正できなかった気がします。

ゴール

24分 慎三
57分 慎三
64分 テセ
69分 テセ
71分 チアゴアウベス
74分 慎三

清水

__テセ__チアゴ__
白崎______枝村
__竹内__六平__
松原______鎌田
__角田__犬飼__
____六反____

HT 二見→フレイレ
62分 枝村→デューク
81分 テセ→北川

浦和

____慎三____
__武藤__忠成__
関根______駒井
__アベユ__陽介__
_槙野_遠藤_ウガ_
____周作____

68分 忠成→トシ
80分 関根→ズラ
84分 陽介→ヤジ

前半は、テセがプレスを諦めるほどの完璧な球回し。
角田を中心に固めた中央の攻略は難儀でしたが、
しっかりボールを保持して、清水にサッカーをさせませんでした。

そして。24分の慎三のバイスクル、変態すぎる。
57分も鎌田の裏からすっと前を取って、駒井のクロスに合わせる。
その前で触れなかった武藤が事態を飲み込めず戸惑ってて笑う。

昨年までなら、1点取ったところで一休みして追いつかれて、
なんていうてんやわんやな展開もありましたが、しっかり追加点。
でも、ここからの戦い方は、きちんと整理しておくべきかと。

慎三の2点目前後で清水の押し上げが鈍ってきたようにも思えましたが、
デューク投入後、縦に速い攻めが見られるようになる一方で、
浦和は縦に間延びして、守りたいのと3点目取りたいのとが生き別れ。
2点差あるんだから、まずはしっかり試合を止める必要がありましたが、
清水にとってこれしかないオープンな展開に付き合う羽目に。

ミシャの哲学を具現化するなら3点目、4点目で息の根止めるべき。
しかし、真夏並みの暑さの中、中盤で相手を掴まえるのが難しければ、
ライン下げてコンパクトネスを維持することも考えるべきでした。

ミシャは、日本の夏、金鳥の夏がまだ理解できていない。
ブンデスではなく、カタールリーグあたりをきちんと追わないと、
日本で本当にタイトルを獲る方法には辿り着かないのではないか。

テセの1点目はゴラッソではありましたが、
パニックが収まらず、立て続けに逆転まで許してしまった背景には、
昨今の5点、6点取れたゲームがあるのではないかと。

1点取ることの、1点守ることの大切さが希薄になってしまったのでは。
まずはクリーンシートですよ。

ピッチ上で慌てふためく連中に、何やってるんだというのは簡単ですが、
そういう話ではないんじゃないかな、という気がします。
なんか、いろんなものの板挟みになって、やり方を統一できてないのかな。

新潟戦も1失点で済んだのが不思議なぐらいの試合でしたので、
浦和の守備のぬるさは、相当根が深いのかも知れません。
攻撃的と言われる済州を、上手く受け止められるのかどうか。

いくら点が取れたとしても、降格した時のガンバのようなこともある。
厳しい夏に何もかも失うようなことにならなければいいのですが。

【観戦記】Jリーグ 浦和0-1鹿島 見習うべきところ

観戦記
05 /04 2017
ホームで初黒星、確かに負けたのは悔しいのですが、
試合内容は実に興味深い内容のものでした(他人事

でも、2試合連続完封負け食らったわけですから、
全盛期のジュビロ気分はもう捨てて、現実見ないとあきませんわな。
弱い相手に強かったというだけ、実力通りの結果だと思います。

ゴール

24分 金崎

鹿島

__金崎__PJ__
土居______遠藤
__レオ__満男__
西_______伊東
__昌子__植田__
____スンテ____

70分 遠藤→永木
74分 PJ→鈴木
87分 満男→三竿健

浦和

____ラファ____
__慎三__武藤__
ウガ______関根
__アベユ__青木__
_槙野_那須_森脇_
____周作____

61分 青木→駒井
66分 武藤→忠成
90+4分 慎三→ズラ

鹿島は山本がベンチ外で左SBに西が移動。
浦和は陽介、航がベンチ外。駒井トップ下はガセ。


鹿島は浦和の3トップに2CB+2ボランチのスクエア型で対応。
これだと数的優位作れて、浦和の上下動にもギャップができない。
サイドから放り込まれても昌子・植田で勝てますし、バイタルも埋まる。
横浜も、こんな感じですね。

これを崩すにはボランチを脅かす散らし役がビッチ中央に欲しいですが、
陽介が不在となると、適任者がヤジシンぐらいしか思い当たらない。
青木も飛び出していくタイプなので、常駐するには力不足。
レオシルバ、小笠原は安心して浦和の3トップを潰しにかかる。

関根、ウガにはSBが張り付き、森脇、槙野にはSHが張り付く。
特に鹿島が秀逸だったのは、浦和のサイドの崩し方を読み切っていたこと。
一度ストッパーに預けてのワンツーでの裏抜けは完全に遮断され、
中央にカットインしても、既に密集地帯なのでパスは容易にカットされる。

浦和は3枚回しのところで青木を右に出して森脇の後ろに配置し、
右サイドで数的優位を作ろうとしますが、青木が思うように機能しない。
こんな感じ。

ウガ慎三ラファ武藤関根
__________
槙野______森脇
__________
__アベユ_那須_青木
____周作____

失点はまあしゃあないと思います。
槙野との意思疎通不足から周作が左に蹴りだした後のスローイン。
食いつき過ぎたところを剥がされ剥がされ、
金崎に強引に決められましたが、さらに左には土居も西も余ってました。

決定機はほかにもいくつもありましたから、1点ぐらいは取られます。

後半、どうテコ入れするかと思いましたが、ミシャは思いのほか腰が重く。

61分にやっと青木に代えて駒井投入。
相手ボランチに向けてドリブル突っかけるのかと思ったら、やはり右サイド。
関根が若干中入って、3シャドウみたいになってる時間帯も。
後半に入り、その投入前から右でいい形を作り始めていたので、
J屈指のサイドアタッカーを2枚右に回す鬼畜の所業は
それほど時間を置かずに実を結ぶかと思ってましたが、クロスがねえ。

鹿島も70分に遠藤下げて、同サイドに永木回してきました。
さしたる効果的な交代にも思えませんでしたが、鹿島が穴を作らない。
終いには、鹿島にとっては計算づくの揉め事演出して時計を進められる。
右のキーマンの森脇が我を忘れて激高していた時点で終了でした。

ミシャの奇策は陽介を欠く中、理にかなってたような気もしますし、
時間をかけ、丹念に、冷静に仕事を続ければ、追いつくことぐらいはできました。
もし負けたとしても、まだ5月。焦る必要もまだなかったはずなのですが。
浦和にもあった決定機に、悉くシュートを枠の外に飛ばしたのも、
相手の挑発に乗せられたり、リスタートやり直させられて苛立ったりするのも、
まだまだ、精神面に甘さがあるということなんだと思います。

鹿の連中なんか、大げんかしながら次のこと考えてますよきっと。
それは小笠原や金崎だけでなく、伊東も、鈴木も、高卒ルーキーたちも。
死んだふりして、終了直前に追いついて見せるようなずる賢さを身につけない限り、
いつまでたっても鹿島には勝てないし、タイトルも取れないと思います。
大宮戦の終盤の取り乱し方、この日の終盤の焦り方、いつになったら治るのか。

ラファは連投が効かないのか、頭冷やさないといけないのか知りませんが、
今の冷静さを欠いた感じだと、暫く外した方がいいかも知れません。

鹿島は極めて普通の出来でした。気負いもなく、いつも通り。
90分間倒れるまで、熱く、真面目に走り切るのも大事ですが、
ちゃんと相手を見ることが出来てるんだろうか。

ソウル戦はどうでもいい。

新潟戦、清水戦までにどう立て直していくか、です。

【観戦記】ACL 浦和6-1WSW この先に何が

観戦記
04 /26 2017
難なくグループリーグ突破、1位通過はお預け。
2万人集まらなかったのは残念、キャプテンに謝れ。

ゴール

14分 関根
18分 ズラ
43分 忠成
66分 楠神
71分 ラファ
80分 ラファ 
90+4分 慎三

WSW

攻撃時(多分)

____11____
16__楠神__12
__18__05__
03______05
__22__18__
____20____

守備時(多分)
______11______
_16_08__15_楠神_
03_22_18_05_12
______20______


後半は5番と22番が入れ替わってましたが。

73分 14→10
76分 08→06
83分 11→23

浦和

____ズラ____
__武藤__忠成__
関根______駒井
__青木__陽介__
_槙野_那須_森脇_
____周作____

52分 関根→菊池
55分 武藤→慎三
62分 ズラ→ラファ

WSWは守備時5バックで嵌めてこようとしましたが、
一夜漬けの付け焼刃感が半端なく、これでは全く勝負にならない。
しかも、5-4-1でハイラインという無謀な位置取り。
横幅カバーしている分、厚みのない布陣では、簡単に裏が取れる。
Jでもこの陣形取る場合はライン低くするのが常套手段だと思いますが、
じゃない方のポポヴィッチの戦術はあまりにも浅はかでした。

栄光の3.5点クラブ入りは確実かと思われます。

ラインコントロールも相当難易度の高い5バックが、
ラインブレイクされて下がらされると、サイド上げるのが辛いので、
どうしてもバイタル付近が緩くなります。

そこで武藤の折り返しを受け取った関根がズドンと1点目。
駒井のスルーパスに抜け出したズラがつま先でつついて2点目。
ズラのスルーパスに駒井とチュンが簡単に裏抜けして3点目。

2点目取ってから、相手もさすがに前への圧力を強めて来ましたので、
そこをうまくいなしておけば、後半はゴールラッシュと思ってましたが、
まさか3点目までいただけるとは思わなかった前半が終了。

しかし、後半に入り、またもや浦和が緩んで、WSWに決定機の山。
ただ、エースの11番でさえデスポトビッチ並みの決定力ですから、
優勢というだけで、特段何も起こりません。

ただ、前半で勝負はほぼ決したので、栗鼠戦考えての早めの選手交代から、
ほのかに変な雲行きになっていきます。
55分に2枚目のカード切った直後にズラが傷んでプレー続行不可能。
慌ててラファが入った直後、楠神にループ気味のシュートをねじ込まれます。、

その後も、プレスが効かずに防戦一方になりかけたところ、
ラファが主導権をいとも簡単に取り返してくれました。
縦パスをポスト、チュンに預けて浮き球のリターンを右足で仕留めて4点目。

WSWは10番と6番を投入して、最後の反抗を試みますが、
陽介の右足の縦パス一本、ラファが抜け出して、今度は左足で5点目。
凄まじい決定力。エメやラファ以来です、この感覚。

そして最後はラファが一人で持ち出して、ラファ、慎三、ラファと渡り、
最後はラファのヒールを慎三が叩き込んで仕上げの6点目。
鮮やか過ぎて言葉も出ない。

WSWがしっかりとした自分の型というものを持っていなかったし、
そういう中途半端な相手にはめっぽう強い浦和なら、この結果も妥当。
1位通過は決まりませんでしたが、無事ラウンド16に駒を進めました。

浦和は決していい出来とは思わない。
地に足の着いた、グリップの利いたゲームをしているというよりは、
スピードは出るけどアンダーステア気味の不安定な試合運びをしています。

ただ、サッカーというのは、振り切っているからこそゴールが生まれるのかも。
バランスが悪いからこそ、相手のバランスも崩せるのかも。
そして、実は、ミシャは初めからそこに行きたかったのかも。

そんなことを感じさせる最近の浦和です。

だったら、結果はどうあれ、付き合うしかないじゃん、というのと、
自分もその先に何があるのか、せっかくの機会だし見てみたいな、というのと。

ズラの怪我が軽ければいいんですが。

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito