【観戦記】Jリーグ 浦和4-0G大阪 完璧

観戦記
10 /02 2016
押し込んで押し切れず、一瞬の隙を突かれてカウンターに沈む、
長い間、もどかしい敗戦を繰り返してきた相手ではありましたが、
相手に合わすのではなく、あくまで浦和のサッカーを押し通し、
遂に完膚なきまでに踏み潰して見せた、見事な試合でした。

ゾーンに入って来たのかも知れません。

ゴール

06分 トシ
50分 スシ
83分 ウガ
87分 ズラ

吹田

____長沢____
大森__アデミ__倉田
__ガチャ__井手口_
藤春_____オジェソク
__西野__丹羽__
____東口____

HT 大森→藤本
62分 遠藤→呉屋
72分 長沢→今野

浦和

____慎三____
__トシ__武藤__
ウガ______駒井
__アベユ__陽介
_槙野_遠藤_森脇_
____周作____

66分 慎三→ズラ
69分 トシ→青木
84分 陽介→忠成

今のガンバは、やはり守備に問題を抱えています。
井手口が化け物と言っても所詮ガキですし、ガチャも身体が重そうで、
しかも、岩下を欠き、金は出場停止で、西野では正直役不足。
おまけに長沢、アデミもアリバイ気味で、SHの2人も元気がない。

全体のプレスが効かなければ、4バックでは浦和に対して幅が足りない。
そんな状況での立ち上がりに、右サイドからのきれいな崩しでトシが先制。

一方、浦和はコンディションがいいのか、プレッシングが完璧で、
パスの出し手にも受け手にも全くと言っていいほど自由を与えず、
ガチャはすぐに囲まれ、前線の2人にはボールが渡ることすらない。
ボールを刈れる今野が長く使えなかったというのは、運が良かった点。

また、スタメンに復帰した航の試合勘に若干不安を感じていましたが、
前半戦のキレが戻り、彼の長所であるパス能力とラインコントロールも健在で、
浦和のサッカーのレベルをさらに上げてくれていたのは収穫。

後半、藤本を投入、そのままボランチに入れてガチャを一列上げましたが、
ガンバが流れをつかみかけたところで、武藤の左足ミドルが炸裂し2点目。
この日の浦和の隙の無さを考えれば、ここで勝負ありと思いましたが。

フラストレーションをためるガンバは、集中を欠いた荒いプレイが出始めます。
アベユ蹴り飛ばすガチャ、航引き倒す呉屋、槙野踏みつける倉田、
アデミのレッドは多少気の毒でしたが、判定通りの愚かな報復行為でした。

ガンバがうまく行かないのは、浦和のせいでも審判のせいでもなく、
自分たちの実力不足なんですがね。

ガチャを下げ、長沢を下げたのは、2人の出来の悪さによるものですが、
入って来たのが呉屋や今野であれば、さしたる脅威にもならず。
パトリックを使わなかった理由もよくわかりませんでした。
ピクシーに見せたくなかったんですかね。

森脇が抜け出して上げたクロスを、ファーでドフリーのウガがボレー。
駒井のクロスをチュンが収め、引き取ったズラが反転してフィニッシュ。
キレてしまったガンバDF陣から容赦なく追加点。

特にこの日の駒井は、戦局には大した影響は及ぼさなかったものの、
ドリブルがキレ過ぎて、藤春をバックラインに釘付けにし、大量に乳酸を補給。
隣の西野も全く機能せず、最後までガンバの左が炎上を続けました。
4点とも右からでしたし。

シュートは前半の倉田が枠内、後半の西野、呉屋が枠外の3本。
周作をあまり見かけませんでしたが、特にいなくても勝ってますな。

ガンバはこまめな前線の補強で、選手が入れ替わってもレベルは維持してましたが、
それは、遠藤という心臓部分が機能し続けていたから可能であった話で。
ここ最近の彼の出来の悪さが、一時のコンディションによるものならいいですが、
大きな転換点を迎えているのかも知れんな、と思えた試合でした。

一方、川崎もこけたことで、年間でも不本意ながら前に出されてしまった浦和ですが、
リーグ戦3試合とCS、ルヴァン杯3試合、天皇杯4試合と、
まだまだやるべきことはたくさんあります。

うまくこの試合にピークを持ってこれたような気がしますが、
この勢いがどこまで続くのか。それとも、もはやこれは勢いではなく、ベースに出来たのか。
ただ、気持ちよくパスを回す輪の中で、トシや駒井や青木が躍動していると、
このチームはまだまだ上に行けそうだな、という気がしてきます。

代表が抜けても、特段心配することもなさそうです。

キャプテン500試合出場という節目の試合で誤って勝ってしまった浦和が、
伝統芸能である失速ではなく、さらに加速しそうな手応えを感じながら、
いそいそと浦和某所の宴会会場へと移動しました。
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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito