【TV観戦記】ACL 北京2-0浦和 攻めるために守れないと

TV観戦記
03 /19 2015
ACL3試合終えて、0勝3敗。
ミシャは僕らを安心させ、雑音を抑えるためなのか、
同じようなコメントを残してきています。

内容は悪くなかった。相手を上回っていた。チャンスは作っていた。
ゴールが決まらないこともある。サッカーではよくあることだ。

決して間違ったことを言っているわけではないと思います。
負けたのが5回に1回、10回に1回のことであればね。
3回やって3回負けたのであれば、そこには必ず必然性がある。
まるで、運が良くて勝ったみたいに言われた相手にも失礼。

自分たちの信じるサッカーを貫くのは結構。支持もする。
でも、それと同時にそれを結果につなげる策を持たなければ、
それは怠慢と言えるのではないのかな。

ゴール
78分 バタージャ 84分 ダバオ

浦和のスタメン

____石原____
__ムトゥ__陽介__
橋本______ヒラ
__アベユ__啓太__
_槙野_ミッツ_森脇_
____周作____

63分 啓太→長男
71分 ムトゥ→ウメ
80分 ヒラ→関根

でこぼこのピッチ、厳しい日程、小汚い空気。
劣悪な環境ですが、それは最初から分かっていたこと。
ましてや、勝ち点1でも好ましいとは言えないこの試合ですが、
彼らに特別に施された策のようなものは感じられませんでした。

その中でも希望を持てたのは、武藤と梅崎の2人の、
きわめてシンプルな、まっすぐなサッカーでした。

前半は武藤が孤軍奮闘。
北京バックラインの裏を取るチャンスメイクが2度、
右足のシュートははじかれ、左足のシュートは枠の外でした。
後半は交代で入った梅崎が躍動。
右サイドからまっすぐ前に重戦車のようなドリブルで突進し、
永田と石原に送った決定的なクロスは、惜しくもゴールならず。

しかし、ただ相手を避けるようにパスを回すだけの浦和の中で、
可能性を感じられた彼らのプレイは、確かなヒントになったと思う。
ミシャの理想とは程遠いのかもしれませんが。

そして、ミシャの理想を体現する陽介は、
相変わらず重馬場での弱さを露呈し、ゴールから遠ざけられるだけ。
前半、右サイドに抜けた決定機も、そのまま右足を振り抜くことなく、
わざわざ折り返し左足で持ち替え、追走する2人のDFに飲み込まれる。
例えDFをかわしてシュートコースを見つけてたとしても、
大して確率が高くなったとは思えませんでしたが。

1点目は周作のミス。槙野も森脇もカバーもせずに棒立ちでした。
2点目はバックラインの寄せの甘さ。
森脇の胸トラップを掻っ攫われ、エリア内の4人待ち構えていても、
ボールホルダーに寄せることなく自由に左足を振らせてしまいました。

中澤が1人いれば防げたようなシーン。
専門のDFがいない浦和では、よく見る光景です。

終了間際に2点リードしながら、左サイドからクロスは供給されず、
無為にパスをつなぐうちにタイムアップの笛が吹かれました。


自分のゴール前ではチャレンジが許されるのに、
相手のゴール前ではチャレンジが許されない、世界でも稀有なスタイル。
ゴールを奪うよりも、相手にカウンターを食らうことを恐れる、
消極的なポゼッションサッカーは、勝ち点3とは最も遠いところにある。

この日ほど、中盤やバックラインでボールを奪うことができなければ、
それも仕方なかったかな、という気もしますが。
キャプテンもヘロヘロだし、啓太もことのほか軽かったですからね。

べた引きして人数足りてたとしても簡単にゴールを許すのですから、
ボールを手離さないことが、最も重要なタスクだったのかも知れません。

相手にいつボールを渡してもすぐに奪い返すことができるように、
守備を再構築していくことが、攻撃的サッカーを実現していく唯一の方法。
それができていた時期の、この3年の中にはあったのですから、
もう一度その原点に戻って、昨年から続く閉塞感を打ち破って欲しいです。
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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito