ランコ契約満了

浦和レッズ
05 /28 2013
2011年の迷走の中、1トップで機能しないエジを、
中東に売り飛ばして黒字確定していた頃の浦和は、
あまりにも情けない、希望の持てない状況でした。

そんな時、指宿に何を吹き込まれたか知りませんが、
スペインの下部リーグから、震災直後の日本に、
自身も放射能も恐れず飛び込んできてくれたランコさん。

真面目な練習態度、気さくな人柄、
いくら試合に出れなくても、腐らずに次に備えるプロ魂、
同様に出場機会に恵まれないギシやツボらのベテランとともに、
チームのポジティブな雰囲気を守ってくれた人でした。

そりゃあ、サッカーはうまくはありませんでした。

しかし、チームが苦しいときの彼の前線での献身的な守備や、
突然、謎の得点力を発揮した2011年ナビスコでの大活躍は、
きっちり、僕らの脳裏に刻まれたんじゃないかと思います。

ナビスコのナクスタでの2ゴール、ゴール後の脅威のジャンプ力。
その高さを、オンプレイのときに生かして欲しかったな。
ベスト4進出を決めた、長居での強烈な決勝ヘッドは、
彼の浦和でのベストゴールではなかったかと思います。

そして、2012年J1リーグ第2節、ホームでの柏戦、
前年、完膚なきまでにやられた相手に対し、
啓太とあべゆの奮戦で、相手の攻撃を必死に食い止めながら、

ジョルジ・ワグネルが一瞬見せた隙を見逃さず、
激しくチェイスし、ボールを掻っ攫い、
GKとの1対1を制して、狭いコースに見事に流し込んだ決勝ゴール。

開幕戦で広島にスコア上の実力差を見せ付けられ、
はたしてどこまでいけるのか不安だった埼玉スタジアムに、
安堵と歓喜と自信を与えてくれたのは、まさにこのランコのゴールでした。

槙野のゴラッソで締めくくった2012年でしたが、
あの時のゴールがなければ、今年ACLで戦えなかったのではないか、
そんな風に考えています。

決してうまくはいかなかった2年間かもしれませんが、
浦和の人たちには、皆、ランコのこと、間違いなくリスペクトしていると思いますよ。

ありがとうランコ、またどこかで会おうね。

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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
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