女子W杯決勝 カリスマの存在

TV観戦記
07 /18 2011
信じられませんね。世界の頂点にいきなり駆け上がるとは。
今まで勝てなかったドイツ、アメリカを撃破しての優勝と言うのは、
実力だけで説明できるものではありません。

自他とも認める本命が、横綱相撲で相手をねじ伏せたのではなく、
ユーロのデンマークやギリシャの優勝のような、
どうにも説明のつかないような「見えない力」を感じました。

だからこそ、内容などどうでもよいから、今日は勝って欲しかった。
波が来ているこの時を逃せば、この先何十年もチャンスがないかも、
そんな気がして、なんが何でもこの試合をものにして欲しかった。

今後、恒常的に世界のベスト4に入り続けるような環境は、
日本にはまだ整っていませんし、ここまでのタレントもなかなか揃わない。
あらゆる巡り合わせが日本に傾いている今しかなかったと思います。

野洲高校のセクシーフットボールを思い出させるような、
一番後ろから細かくつないで、相手の守備網を突破していくパスワーク、
相手を引き寄せながらのダイレクトプレーで次第に数的有利を作りながら、
フィニッシュまできっちり攻め切るサッカーは、爽快で衝撃的だったのでしょう。

世界には。

まあ、なでしこ見てれば、そんなでかいのも強いのもいないので、
どこもあんな感じですけどね。
並び称されたスペインやバルセロナには、本当に申し訳ない。

でも、アメリカはテクニックがあり、アプローチすると抜かれるので、
後ろ体重になってしまい、寄せが甘くなり、やられ放題でした。
前半、無失点で終わったこと自体、「何か」あるとしか思えない。

その意味で、先制されたのも幸運だったのかもしれません。
おっかなびっくりだったチームが前を向かざるを得なくなり、
変なアドレナリンが出てきて、イケイケになれたことが、
追いつけた大きな要因でした。

また、澤の兄貴がたくましいこと。
リードされると「さて、おまえら、行くよ」とばかりにラインを上げ、
知らずのうちに、チームの意思統一がはかれていました。

残念だったのは、同点に追いつくと正気に戻ってしまうこと。
そのまま、構わず、ノリノリで攻めることが出来ていれば・・・。
延長はさすがに足が動きませんでした。

それでも、最後に見せた、澤の後ろ蹴り同点弾w。

もう、神だわ。
フランスW杯の時のジダンみたいでした。

いいチームでした。
このチームの今後は、なでしこJAPANの今後は、
ロンドンの後に、いかに「澤なしのチーム」を構築できるかに
かかっているんでしょうねえ。

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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito