Jリーグ第2節ホームG大阪戦 監督不在のオートマティズム

観戦記
07 /03 2011
東京電力の不始末に起因する休日への労働シフトの煽りを受け、
7月から、土曜のゲームに行き辛くなりましてな。
今日はキックオフ20分後に到着、エジにも会えませんでした。
(何あったの?)

まあ、最初の20分は見なくても、今日は十分楽しめました。

それにしても、久々に人が多くて驚きました。
5万人いるかと思った。大勢の人に慣れてないんで。
どんだけガンバ好きなんだよw。

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この暑いのに例年になく稼働率の高い暢久ですが、
この日もスタメンのボランチでまずは守りからという陣容。
ベンチには攻撃的選手がずらりと並び、もう先制される気満々。
どうせ3枚しか使えないのですから、
リスク管理の観点から、ツボか水輝は混ぜとくべきですが。

とはいえ、このスタメンでコンスタントに先制されますから、
本当に守備が堅いメンバーなのかは考察すべきだと思います。

ただ、最近、このゲームプラン、悪くありません。
きっちり守りから入って、均衡を保ち、豊富な攻撃陣で終盤勝負。
あくまで結果論で、大炎上する可能性もプンプンするんですが。

浦和はターゲットもいないのに、縦ポン一辺倒。
しかし、ガンバさんはガンバさんですので、
中盤は日本一でも、そこを省略されてしまいますと、
バックラインはGK筆頭にJFL並みの安定感ですので、
なんとなく、伯仲したゲームになっちゃってました。

気になるのは、自分でやりきる意識とパスの意識のバランス。
元気の悪影響で、達也や丸塩も、結構遠目から打っちゃう場面散見。
まあ、シュートコース空けば打てばいいと思うんですが、
丸塩は吹かしまくり、達也は致命的なパンチ力不足、
ちっとも匂いがしませんでした。

ただ、一樹の動きに鋭さが増してきているような気がします。
何試合もこなすことで、だんだんと遠慮がなくなってきたようで、
クロスへの飛び込みは、彼が一番出来ているような気がします。
もう少しじゃないかな。デス砲稼動までの命かもしれませんが。

ガンバのようなハイレベルの攻撃力のあるチームを相手にした場合、
結構、気が張っているうちはいいんですが、
相手のレベルが高いほど、頭のスタミナも消耗が早いもので、
結局、後半、終盤にふっと抜けたところをやられるてしまい、
追いつこうとして、さらに傷を深めるのがいつものパターン。

失点してからの対応が、今日のポイントだと思っていました。
案の定、宇佐美に先制されてからは、順大は大忙し。
簡単に決定的チャンスをガンバにくれてやったりするわけですが、
最後の詰めが甘く、シュートコースを失って、順大にぶつけてばかり。
順大が、決して当たってたわけではないと思います。

嵐が去った頃合で、直輝、陽介、マゾタン投入。
ピッチ上の形勢が一変します。
浦和のショートパスが面白いようにつながり、
先に足の止まり始めたガンバを押し込む押し込む。

このパターン、ペトロはすっかりお気に入りのようですが、
そもそも、彼の方向性とは真逆のサッカーが展開されています。
柔軟性があるというのか、制御不能というべきなのか。

直輝は、やはり浦和のハートです。
彼自身、何か凄い武器があるわけではありませんが、
要は「スイッチ」なんですね、彼は。
彼が動き出すことで、不思議なことにチーム全体が有機的に動き出す。
動くからパスコースが無限に出来、ダイレクトプレーも増える。

陽介との相性もよく、元気・峻希とは阿吽の呼吸。
これだけ、監督不在のオートマティズムが発動されるのを見ると、
爺ちゃんの3年目を見てみたかったな、という悔恨の念が湧いてきます。

それにしても、元気は乗っていますね。

一方、終盤、ガンバの方は、青息吐息。
平井に代わった佐々木が丸塩に削られて、結局ベンチに下がってしまい、
攻撃的なオプションが使えなくなってしまいました。
二川に代わった高木は、最終ラインでどん引き5バックを構成。
佐々木やイグノが痛んだ際のみすぼらしい時間稼ぎを駆使しながら、
ただ引き分けを願うだけのようながっかりサッカーを展開。

何が、今一番乗っているチームだよ。リスペクトして損した。

結局、再三作った絶好機を、マゾタン一人でぶち壊し、
「華麗なる逆転勝ち」は幻に終わってしまいましたが、
チームの連携は格段に進歩していました。繰り返しますが、監督不在で。

つうか、選手の邪魔しなければ、常にこれぐらいのことが出来るようなベースを、
前任者がしっかり築き、残してくれたにも関わらず、
何の役にも立たないオランダポジションサッカーの普及に尽力して、
わざわざ降格圏を浮遊する、スリル満点なシーズンを演出してくれてる訳で。

普通に名古屋やガンバとがっぷり四つで勝負できるメンツで、
今後も、一段下のサッカーを目指すのかと思うと、本当に熱中症になりそうです。

それでも、油断してはいけないし、まだまだ悲観もしていますが、

こんな力を持ったうちの連中が、降格するわけねえだろ、

と思わしてくれるような、そんなゲームでした。

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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito