Jリーグ第10節アウェイ柏戦 覚悟が必要なのかもしれません

観戦記
05 /08 2011
あまり、ネガティブなことを書くことがいいこととは思っていませんが、
書かないといられないこともあります。

今年、僕らは、降格をある程度覚悟しながら、
浦和のサッカーを見ていかなければならないのかもしれません。

1勝4敗という戦績自体、まだ気にするほどのことはないのかもしれません。
しかし、そこにはあまりにもポジティブな材料が見当たりません。

試合を重ねるごとに、どんどんと悪くなっていく試合内容。
見えにくくなってきた問題点、失われていく自信。
浦和の選手も、浮上のヒントが全くつかめていないように思えます。

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残念ながら、ペトロの監督としての資質には、疑問を感じざるを得ません。
1月にチームに合流してから、すでに4ヶ月近く。
震災影響で、トレーニング期間も1ヶ月以上余分に与えられながら、
未だ、チームを掌握できてはいません。
情熱だけではどうにもなりませんし、優れたモチベーターでもないようです。

達也も、柏木も、宇賀神も、輝きを失い、迷いが生じ、
チームの中で、ピッチの上で、自分の役割を見つけられずにいます。

他のチームに比べて、戦力としては優位を保っているというような、
そういった幻想を抱いているわけではありません。
そんなに、選手のレベルが、Jの中で抜きん出ているわけではない。

それにしても、このような展望のないサッカーしかできないと言うのであれば、
指揮官の責任は問われるべきではないかと思います。

とは言え、今の浦和のフロントが、橋本や柱谷が(どうせすぐにいなくなるんだろうが)、
適格な後任監督候補を用意しているというようなことは全く期待できない。
付け焼刃での、エクスキューズの監督交代など、
チームの転落に拍車をかけるだけなので、今は得策とは思えない。

そもそも去年、うまいかまずいかはわからないにしても、
後はイチゴを乗せるだけ、ぐらいに2年かけて仕上げたケーキを、
味も見ないで、ゴミ箱に捨てた上で、
その手腕も、戦術も、指揮したチームも何も見定めることなく、
単なる「情熱的なOB」に、安易にチームの再構築を委ねたフロントに、
今更、大きな期待をすることは出来ません。

ニート家族にスタジアム周辺を徘徊させ、
選手に対して、今まで以上にファンに愛想よくするように命じれば、
5万、6万の観客が戻ってくると真剣に信じているようなフロントに、
今の浦和を立て直す力など、あるわけがありません。

後任として、チームを任せられる人材として思い浮かぶのは、
せいぜい、浦研プラスを読む限り、僕らの予想をはるかに超えた見識を、
いつの間にか身に着けている、そのように見える福田正博ぐらい。
広瀬では、選手を束ねることは難しいでしょう。

もし福田に任せるとしても、今年のチームを軌道に乗せるのは、
そう簡単なことではありません。
ネルシーニョのような経験豊富な監督だって、降格は免れられず、
1年かけて、J1に戻ってきたわけです。
J2で1年、もしくは2年、いや、運が悪ければそれ以上、
長い時間をかけて、クラブ全体を再構築していかなければいけない。

今は、そんな危機的状況なんじゃないかと思います。

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敗因は、意外と単純なのかもしれません。

戦えてない選手がいるということ。

なぜ、北島の先制ゴールのとき、ゴール前に誰もいなかったのか。
なぜ、ワグネルにチェックに行く選手が、誰もいなかったのか。

楔を入れられないのは失敗を恐れているからです。
でも、誰にも触られずに、100%ミスなくパスを通すことなど出来ません。
誰にも触られずに、FWの頭にピンポイントでクロス合わせることなど至難の業です。

去年まで、直輝などはパスを取られると、すぐ取り返しに行っていました。
それがカウンターを防ぐためのディレイでもありますが、
それより以前に、チャレンジして、失敗したら取り返して、再びチャレンジする。
何度でも何度でもクロスを上げる、パスを出す、シュートを打つ。
そのために相手からボールを奪うことに必死になる、
そういった姿勢が今の浦和にあるか。

ただ、相手のボールを奪われることを恐れて、
逃げ惑うだけでは戦うことは出来ない。
逃げることに費やされる運動量がいくら多くても、
勝利からは遠ざかっていくばかりなのではないか。

ピッチ上で戦えていない選手を見ながら、そんなことを考えていました。

優勝だの,ACL出場だの、浦和のプライドだのはもうどうでもいい。
現時点の順位にふさわしい弱小チームである以上、下手くそなチームである以上、
それなりの戦い方というものがあると思います。

こんなチームが、相手から簡単に点を取れるはずなどない。
なら、守備から入るしかないでしょう。

まず、失点を防ぐこと。
体を投げ出してでも、もう1cm足を伸ばしてでも、シュートを打たせないこと。
柏木でもマルシオでも、パサーがボール持ったら、
ただ彼らを信じてスペースに飛び込むこと。

それを90分繰り返すことで、活路が開けるのかもしれません。

クラブも、降格を頭に入れ、現実と真摯に対峙して欲しい。
どうせ、僕らは浦和がどこに行こうと、ついて行くしかないのですから。

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あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
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