浦和は間違っている

浦和レッズ
11 /24 2010
今朝のエルゴラに掲載された、浦和の大切な理解者の一人である古屋氏の特集記事の内容は、浦和のサポーターの間では十分に知られている話ではありましたが、それでも、あれだけ具体的数字を並べた説得力のある記事を前にすると、今後のクラブの行く末を思って暗澹たる気分にならざるを得ませんでした。
浦和のサポーターが、入場料やらGOODS購入やらで、そこいらの新興宗教に負けないぐらいの金を喜んで落としていくのは、いろいろな考え方はあると思いますが、やはり一番は、浦和のトップチームに勝って欲しいからなのだと思います。その貴重な「軍資金」が別の目的に使われているのだとしたら、それはサポーターに対する裏切りでしかありません。
犬飼社長の「レッズランド」構想を初めて聞いたときは、その理想の高さに感心させられた記憶があります。「ハートフル」のような地域還元も、地域に根ざすクラブとしては不可欠の事業であり、Jリーグの目指すところでもあるわけです。しかし、「還元すべきもの」がなくなりつつある今、「還元し続けること」が本当に可能なのでしょうか。
クラブの人気の上に胡坐をかいた、だぶついた組織による放漫経営。リスク管理も生温いでしょうから、容易に事業撤退ができるような機動性は期待できません。見通しの甘い事業拡大により増大する赤字が、本業の優良な事業部門の足を引っ張り、つぶれた企業などいくらでもあります。それが三菱体質とは思いませんが、今の強化費予算で、コンスタントに毎年ACL圏内、いや、5位以内を目指すのは相当困難な仕事であることを改めて覚悟しないといけません。
そこで、監督の首をすげ替えただけで、すぐに優勝ができるとはとても思えない。エクスキューズとしてのスター選手補強など行えば、去年の大分と同じことです。降格や倒産の危機は、もはや他人事ではありません。
また、今の浦和の数少なくなった宝物は、ピッチを走り回るダイヤモンドの原石たちですが、彼らはやがて市場価値を上げ、浦和に押しとどめておくことは叶わなくなるかもしれません。いくらサポーターが支援したところで、彼らに資金が回らないのだから仕方がありません。やがて、彼らはもっと資金力のあるクラブや、海外へと巣立っていくことでしょう。そして、残されるのはその次の世代。育成を繰り返していくしかありません。
こんなクラブの面倒を見てくれるのは、状況のよく似たフライブルグという小さな田舎クラブと同じように、落ちぶれた浦和レッズに心血注いでくれる酔狂な爺さんに任せるしかないんじゃないかと思うんですがね。
フィンケが若手だけでクラブを支えてくれている間に、フロントは根性出して赤字事業をぶった切って膿を出し切る。そういう努力の時期なんじゃないかと思うのですが、これからの4~5年は。
結局、人件費削減のしわ寄せをフィンケに押し付け、それを切られた選手との「確執」とすり返るマスコミの事実とは違う喧伝を放置し、必然的に弱体化したチームの結果責任を一身に背負わせて追い出そうとしている。監督のノルマはクラブのノルマでもあるはずです。
これが、ドイツの誇る傑出した「教育者」であり、幾多のオファーを蹴って浦和を選んでくれた恩人に対する仕打ちなのでしょうか。なぜ、フィンケを守ろうとはしてくれないのでしょうか。
勝負師としての素養について、疑問がないわけでもないですが、いまのこのクラブに勝負師が来たところで状況は改善されるのでしょうか。先にやることは、やるべきことはもっとあるはずですが。
浦和のコアなサポーターは、それでも浦和を見捨てることはないでしょうがね。他に行くところもないわけですし。

浦和は誰のものなのか。

まあ、ぐちぐち言っておりますが、こんな状態の浦和にさ、ペトロを迎えたくはないのよ。
全部、背負わせたくはないわけですよ。どうせまた、スケープゴートにされるだけだし。

あ~あ、むしゃくしゃするから、元気チャントの練習でもするか。音階不明ですが。 .
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コメント

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私の言いたいことを言ってくれました!

フィンケさんはレッズに詐欺にあったようなものです。スタイル確立と若手育成を要請されて来たのに、古屋記者によれば人件費カットまで。しかも、サポ(の一部)は、以前の移籍選手のことまでひっくるめてフィンケさんのせいにしているのに、事情を説明もしない。

監督にすべて丸投げして、フォローもしないって、そのうちまともな監督には相手にされなくなります。もともと人脈がないからいいのかな、OBから順番に引っ張ってくれば。

Re: タイトルなし

>zuoboさま
いや、いつもはクールなんですが、ちょっと取り乱しまして芸風を逸脱しました。
なんか、気分が晴れませんねえ。


私も、赤人ブログのブラックな自虐ネタなど楽しみにしていたものです。
自分はユーモアのかけらもないので、読ませていただくだけでしたが。

でも、現実がここまで悲惨だと・・・

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito