アウェイ川崎戦 完勝

観戦記
09 /21 2009
いよいよ秋本番、かなり涼しくなってまいりました。

埼スタでのユースの試合を観戦後、浦和美園から武蔵小杉。
疲れた疲れた。

等々力はいつも曇天か雨天の印象がありますが、
試合前に赤く染まった夕焼け空は、綺麗でしたね。

あちらさんが、法螺貝ならして席詰めタイムのころ。
(いちいちおかしいな、あちらさんは。)

2005年の川崎昇格以降、リーグ戦は2勝2分け。
負けたのは、2006年のナビQFの2ndレグぐらい。
ホームではこのところ2連敗してますから、
このカードに関してはアウェイ有利ということになります。

埼スタで、よく殴り合いの展開になりますが、
これは浦和がホームでは攻撃的なスタンスだからなんでしょう。
それが、川崎のスタイルに嵌ってしまうというのが、
苦手にしている大きな要因なのかもしれません。

一方、ここに来ると、浦和の守備がいつも引き締まる。
ここではしのぎあいの展開になり、それは浦和の十八番。
決して引きこもるわけではなく、しっかり前から潰しに行き、
チーム全体に、高い集中力を感じる試合が多い。
例外は、川崎昇格直後の2005年の3-3ぐらいです。

そんなところが、この対戦成績に反映されているのかな。

この日の浦和も、やはり同様でした。

序盤から川崎にサッカーさせません。
特に中盤がボール取られればすぐ切り替えて寄せるし、
抜かれても後ろから追いかけていって、しつこく絡むし、
川崎の球離れが遅いと、すぐに2~3人で囲みます。

見事なプレスに、憲剛も完全に消してしまいました。

スポーツ各紙の論調には、
パスサッカーの放棄&専守防衛への回帰
といった書き方も見受けられましたが、
まず、ボール奪取の位置が比較的戦ったのと、
安易なロングパスはそれほど見られず、
しっかりとパスをつなぎながら攻め上がり、攻め切りましたから、
フィンケのテイストはしっかり維持されていたと思います。

むしろ、フィンケサッカーに、浦和の受けの強さが加わった。
見ていて、前半で勝ったと思っていました。

一方、攻め手を欠いた川崎は、思うようにボールを支配できず、
浦和の攻めも、ファールでしか止められない状況。
カードが出るべき場面も、一貫してホーム寄りだった主審の笛は、
最後まで、浦和を苦しめました。

しかし、この日はよっぽど手ごたえがあったのか、
まったくチームに動揺は見られませんでした。
後半は若干、ロビーあたりの運動量が落ちたあたりから、
川崎に押し込まれる場面もありましたが、
最後まで、あまり心配はしていませんでした。

ロビーのフリーキックに、斜めに突っ込んでくる闘莉王は、
川島ならずとも、気になってしまうでしょうから、
先制の場面は、川崎にはどうすることも出来なかったでしょう。
そして、手数をかけて、フィンケを喜ばせた2点目のシーン、
啓太のゴールは本当に美しかった。
生きている間に、もう一度くらいは見たいものです。

ホリの投入は、「1-0で逃げ切り」のサインにも見えましたが、
むしろ、相手の攻撃をせき止めるラインがぐっと上がりましたので、
この追加点の遠因にもなっていたかもしれません。

鹿島との死闘と、そのあとのゴタゴタで、
少し、川崎も心身両面にダメージを残していたのかもしれませんが、

まさに、完勝。

山形戦では半信半疑だった浦和の覚醒も、
これは本物じゃないですかね。
つ~か、単に涼しくなったからなのか。暢久とシンクロしてるな。

今の川崎に勝てたということは、大きな自信になります。
川崎のみなさま、今回は足引っ張っちゃいましたが、
最終節でしっかりと、鹿さんにも噛み付きますのでご安心を。

残り7節、ひと暴れ出来そうかな。
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試合成立か、試合続行か

Jリーグ
09 /16 2009
ジャスティスが強権発動した例の件ですが、

異例裁定!鹿島VS川崎は10・7に残り16分から再開(報知)

圧倒的世論を背景に、原則論であるはずの再試合は封殺。
試合成立か試合続行かという、いずれにせよ異例な選択肢に対し、
川崎はともかく、鹿島まで試合成立を主張したにもかかわらず、
「公平性を欠く」ということで、これも却下したJの理事会。

規約の尊厳を損ない、両クラブの主張をも退けてまで、
守ろうとしたものはなんだったんでしょうか。

まあ、一見、現実的な判断のようにも見えますが、
川崎の勝ちで、良かったんじゃないかなあ。
国際試合でも、何分以上で成立ってありましたよね。
アウェイインド戦で停電で試合中断になったとき、
この停電は、負けてるときに使えるな、と思った記憶が・・。

そろそろ薄ら寒い10月の平日にナイトゲーム、
しかも会場は遠国鹿島、試合時間はたったの16分。
こんな試合に嬉々として出かけていくような人間って、

うぃあ~ぐらいしか思い浮かばないw。
煮込み、旨そうだな。

勝手に試合止めて、再試合に伴うクラブの損失には知らん顔。
まあ、Jの共有財産をそんなことに使われても困るんだが。
TOTOも当たりにしなきゃならないし、
それだけ重い決断だったということを、
本当にジャスティスと不破は認識してるのかなあ。

ともあれ、J史上初の16分マッチ、・・・・・見てぇ~!
とんでもない運動量になるんだろうな。鬼プレスだ、鬼プレス。

まあ、当事者の方々は、大変なんだろうな。

ホーム山形戦 達也が運んできた勝ち点3

観戦記
09 /14 2009
いや、高原が疫病神というわけでは決して・・。
とりあえず、BBQよりしゃぶしゃぶということですな。

それにしても、1年で最も気持ちのいい季節に、
入場者数41,500人とは、なんとももったいない話です。
ここから10試合が、最高に楽しくなると思うんだけどな。

試合前には、与野東中のハートフルコンサートを堪能。
中学生のMCも気が利いていて、苦笑い。

 山形には申し訳ないが、
 今日は浦和が勝たなければいけない。
 山形には残留して欲しいけれど、
 他人の心配をしている場合ではない。

ごもっともでw。

参戦は、8/19の悪夢の平日ホーム柏戦以来。
広島、神戸とお休みしたので、随分久し振りの気がします。
さあ、いい加減、勝てよなぁ。

この日、スタンドの観客をもっとも心配させたのは、
ハザードつけっぱなしの足立ナンバーの車でしたが、
次に心配な連中は、そこそこがんばってみせます。

高原の欠場で、スタメンのセルが早速ひと仕事。
体制崩しながら、左足でのスライディングスーパーループ。
まあ、ただの偶然だとは思いますが。

8連敗中、一度も奪えなかった先制点が、好循環を生みます。

突っ込んだ元気がPA内で転がされ、
フォローしたエジが宙をとび(これはDF関係なし)、
やっと、PKの笛を得ることができました。
ポンテさんが難なく決めて、追加点。

もっと後に、エジが寄り倒された場面の方が、
よっぽどPK臭かったようにも見えましたが、
JにはPKは1試合1回までという内規があるようなので、
仕方がありません。

リードしたとはいえ、サッカーの内容は相変わらずで、
チャンスは作るものの、シュートは枠には飛びません。
プレスも緩く、マークも曖昧で、DFラインはドタバタ。
時差ぼけの関係か、闘莉王が全く北村を捕まえきれず、
裏を取られるのが心配で、ラインを上げ切れません。
終いには、怖くなったのか職場放棄w。

失点シーンも、元気がせっかくはじいて、
相手陣近くまでボールが跳ね返されたのに、
闘莉王に引きづられてか、誰一人押し上げることなく、
難なくボールを前に運んだ山形に、簡単に崩されます。

フィンケの言うように、非常に厳しい試合でした。
他人の事をとやかく言える立場にはありませんが、
山形の精度の低さに助けられた感は否めません。

初埼スタの重圧というのも、少しはかけられたかな。

ただ、浦和は全体の動きが引き続き緩慢ながら、
元気、エジ、ポンテ、司、3点目のときの萌など、
ドリブルでのスピードアップで「緩急の差」を生み、
相手を振り切り、チャンスを作っていました。

ドリブルにより生み出される「数的不利」が、
別のエリアに「スペース」と「数的有利」を作り出す。
いままで足りなかった、相手DFを”ほぐす”動き。
パスに拘泥するがあまり、相手をひきつける動きに欠け、
パスを重ねるごとに、相手に寄せられ、
ゴールから遠ざかり、可能性を失い、ボールを下げて浦和が、
少し、元気になっていたような気がするのは気のせいか。

それが、達也の復帰により、加速されればいいのですが。

守備の崩壊と長期の連敗に隠れて目立ちませんが、
得点力も、少しずつ向上してきていると言えるのかな。

やっとトンネルを抜けたとはいえ、
すぐに次のトンネルが待ってないとは限りません。

特に、次の対戦相手は、不可解なサスペンデッド直後ですし、
相当強度な八つ当たりを覚悟しなくてはならないでしょう。
しかも、今に浦和なら何点取られるかわからない。

でも、「目指すサッカー」と「欲しい結果」のバランスが、
少し、わかり始めたような気もするんだな。

つ~か、今回は達也関係ねえなw。