【観戦記】Jリーグ 浦和0-1横浜 微妙な最終節

観戦記
12 /04 2017
なんとも締まらない最終節となりました。

ゴール

53分 前田

横浜

____ウーゴ____
山中__バブ__前田
__扇原__中町__
下平______松原
__パク__中澤__
____飯倉____

68分 前田→遠藤
77分 バブンスキー→翔さん
90+2分 ウーゴ→篠塚

浦和

____慎三____
トシ______ウメ
__ヤジ__陽介__
____青木____
ウガ______ヒラ
__槙野__アベユ__
____周作____

63分 ウメ→武藤
71分 ヤジ→長澤
79分 トシ→ズラ

川崎戦から、今度はスタメン7人が変更。

リーグ戦で失うものも得るものもない中、
ACL決勝で消耗した体力の回復を優先し、、
合わせて攻めの再構築も考えないといかん、
それは大変よくわかってるんですが。

やはり、負けるのは悔しいです。

鹿島が優勝しないに越したことはないけど、
目の前を川崎に素通りされるのも不愉快だし、

雲一つない青空の下でのホーム最終節に、
ゴール一つ奪えず横浜に負けるのも苦痛。

もちろん、負けるつもりではないでしょうが、
何が何でも勝つ感じではなかったよね。

川崎戦同様、実にスムーズにパスは繋がる。
テンポよくボールを受け渡しながら、
相手を押し込んで、波状攻撃を仕掛ける。

ただ、人垣で固められたPAの外周を、
仕方なく左右にボール散らすだけで、
決定機はあまり作り出せませんでした。

ミシャの時から、よく見る光景でしたが。

慎三に集め過ぎたような気はします。
慎三をおとりにゴールを奪えれば、
逆に慎三が空いてきた気もしましたが、
そもそも、中が混み過ぎててノーチャンス。

相手が戻らないうちに攻め切ることを、
もっと覚えないといけないと思いますし、
シュートを打つことをもっと意識してないと、
コースが空いても、どうしても決断が遅れる。

トシと武藤くらいかなあ、狙ってたのは。

気持ちよく攻めていた分、守への転換が遅い。
今日もカウンター食らったときの数的不利が、
何度も見受けられました。

自分のマーカーに簡単に剥がされても、
追うのをやめてしまった場面が多かったし、
やはり、ACLの時のような緊張感は保てず、
どうせ決まらないだろうと舐めてたのかも。

開幕戦でバブンスキーに決められたような、
がら空きのバイタルで前田が左足一閃。
身体を張るどころか、寄せることもできず。

まあ、きっとCWCでは、ガラッと変わる。
気持ちの入ったプレイでレアルに挑んでくれる。
それで今年は良しとしないといけないんですが、
何とも寂しい完封負けでした。

まだ、疲れてるとは思いますがね。
まだ、1週間しか経ってないのも不思議ですが。

スタジアムに行くのは、今年これが最後。
アブダビでは、こんなもやもや吹き飛ばすような、
元気なレッズを見せてもらいたいものですが。
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【観戦記】Jリーグ 浦和0-1川崎 伸びしろ

観戦記
11 /30 2017
目の前で夢破れる川崎も見たかったし、
自宅優勝で一面飾れない鹿島も見たかった。
そういう気持ちもわからないではないですが。

ただ、もっと大きな夢叶えてくれたんだし、
もう少し優しい目線で見てやれんのかな。

ゴール

14分 小林

川崎

____小林____
阿部______家長
____憲剛____
__ネット__大島__
車屋_____エウシーニョ
__谷口__奈良__
____ソンリョン____

78分 阿部→登里
90+1分 憲剛→田坂
90+4分 小林→森本

浦和

____ズラ____
トシ______武藤
__ヤジ__長澤__
____遠藤____
菊池______森脇
__マウ__アベユ__
____周作____

74分 トシ→ウメ
82分 菊池→槙野
84分 長澤→陽介


土曜日から先発6人入れ替えましたが、
出来は決して悪くなかったと思います。

引き分け狙いなら、別のやり方がありましたが、
おそらく、CWC睨んで、攻めに舵切った模様。
パスがポンポン繋がり、サイドから突っかける。
最近にない、前への積極性がうかがえました。

一方、守りの方もしっかり機能してきている。
前でガツガツいき、後ろも人数が揃っている。
阿部と車屋が構える左サイドは、
武藤と森脇のプレスがきつくて何もできない。
家長とエウシーニョが構える右サイドは、
トシと菊池が厳しく監視して侵入を許さない。

憲剛やボランチが最終ラインに落ちて、
SBを必死に前に押し出そうとしてましたが、
ボールの出所に蓋をされ、パスコースを限定。

川崎の決定機は、ほとんどなかったと思います。
堀式4-1-4-1では、柏戦以来の躍動感。
見てて楽しかったですけどね、最初は。

惜しまれるのは、菊池の援軍に行ったマウが、
オシャレにかわそうとした軽いボールさばきを、
家長に掻っ攫われた失点シーンぐらい。
CBが釣り出されてしまったからには、
もっとセーフティであるべきだったと思います。

ここで、ただでさえ冴えの無かった川崎が、
1点リードしたことで、さらに慎重になる。
守り切るのが得意なわけではない川崎相手に、
追いつくのは時間の問題かと思いましたが。

理由はよくわかりません。
審判の話もしたくありませんし。

仕掛けが遠いのか、相手を広げられなかったのか、
真ん中固められて、跳ね返され続けました。
押し込んで、外周をひたすらボール回して、
でも放り込んでもズラだけではどうしようもない。

ミシャの時からそうですが、
このチームは、結局カウンターのチームなのかなと。
長澤あたりで引っ掛けてのショートカウンターしか、
可能性はあまりなかったのかも知れません。

まあ、そこからロストしての相手の逆襲も、
あまり脅威ではなかったのは成長の証ですが、
攻撃の連動性やカウンターの精度は、
もう少し高めていかないといけないような気がします。

前には進んでると思うし、伸びしろだと思っています。
勝負所で相手に絶対主導権を渡さない、
ミシャ式にはない重心の低いサッカーが、
形になりつつあることが光明だと思ってますがね。

中2日で最終節、その1週間後にはアブダビ初戦。
楽しくて仕方ありませんけどね、僕は。

【観戦記】ACL決勝 浦和1-0アル・ヒラル ホームの力

観戦記
11 /26 2017
終わったら号泣かな、と思ってましたが、
相手が強すぎて、それどころではなかった。
そりゃ、むっちゃ喜んではおりましたが、
疲労感と安堵感でへなへなとしてましたわ。

今のこのうれしさを、
うまく文章にはできる気はしませんけど。

ゴール

88分 ラファ

アル・ヒラル

____77____
__24__29__
__07__16__
12__08__02
__70__33__
____01____

62分 77→44
68分 07→20
87分 08→10

79分 29→退場

浦和

__長澤__慎三__
ラファ______武藤
__青木__陽介__
ウガ______遠藤
__槙野__アベユ__
____周作____

74分 ウガ→マウ
84分 慎三→ズラ
90+3分 陽介→ウメ


アルヒラルは離脱の3番に代えて24番が先発。
特段、戦力ダウンという感じもしませんが、
77番が負傷交代してからの停滞感を見ると、
3番と77番が、重要な攻撃の核だったらしい。

浦和はマウの髭が生え揃っていなかったのか、
前回同様、槙野を77番に対峙させる。
相変わらず押し込まれる展開に肝を冷やすも、
前回よりもラインは高くプレスは厳しい。

彼らもアルヒラルのやり方に慣れたんだろう。
さらにラインを上げ、さらに前で襲い掛かる。
相手も高度な連係は見せるものの、
思考時間を削られ、思うようにボール回せず、
苛立ちが募れば中東のメンタルは脆いもの。

危ないシーンも、振り返ればそう多くもなく、
29番にダブルタッチで真ん中入られた時と、
浦和の左サイドで16番にフリーで打たれた時。
その2回ぐらいだったような気がします。

やはり、埼スタという舞台装置の効果は大きい。

試合前の謎の太鼓パフォーマンスのみならず、
キングカズまでもなきものにしてしまった、
浦和ゴル裏は、通常営業。

誰もが圧倒された360度のビジュアルサポート。
2つの星を繋ぐクラブエンブレムと優勝カップ。
毎度毎度上がるクオリティには頭が下がる。

そして、相手を切り裂くような We are Reds。
スピードに乗るチャント、激しいブーイング。
たなびく大量のLフラ、揺れる北スタンド。
経験したことのない声量と一体感でした。

平日の夜、何とか駆け付けた不良社会人たちの
繋いだバトンをしっかり受け取ってもらえた、
そんな嬉しさも感じたりしていました。

これだけのオーラを纏った埼スタを相手にして、
思うようなプレイができないサウジの連中は、
次第に決定力も集中力も失っていきました。

相手が一人少なくなった試合終了間際の88分、
武藤の浮き球に裏へと抜け出したラファが、
思いきり右足振り抜いて、とどめのゴール。

文句なしの、堂々たるアジア王者に。

グループリーグでは、相手を圧倒し、
済州と川崎では、劣勢を見事にひっくり返し、
上海とアルヒラルでは、必死に守り抜く。
全く違った三つの顔で、頂点まで辿り着く。

見事なタイトル奪取だったと思います。

10年は決して短いものではなかったし、
悔しいことばかりが思い出されますが、
それでも、一番欲しかったタイトルを奪回し、
改めてその価値を実感しています。

勢いで取った初優勝とは違う、2度目の戴冠。
国内タイトルこそ、強豪クラブに劣りますが、
それでも、大陸王者の地位は軽くない。
浦和は本当に誇らしいクラブになってくれた。

ただただ、感謝しかありません。
クラブに、チームに、そして仲間たちに。
そして、また獲りましょう、この埼スタで。

【観戦記】ACL 浦和1-0上海上港 This is URAWA

観戦記
10 /19 2017
まさに、”This is URAWA” でした。
これを、総力戦というのだよ。

ゴール

12分 ラファ

上海

____エウケソン____
ウーレイ______フッキ
____ラスカル____
__06__アフメドフ_
04______23
__27__28__
____01____

64分 06→11
74分 23→21
89分 27→33

浦和

____慎三____
武藤______ラファ
__長澤__陽介__
____青木____
槙野______遠藤
__マウ__アベユ__
____周作____

68分 ラファ→ズラ
82分 陽介→ウメ
90+3分 慎三→忠成

上海は例によって芸のない固定メンバー。
前4人とアフメドフにお任せもいつも通り。
0-0が許されない状況で、当然前に出る。

しかし、完成度を増し続ける浦和の守備に、
上海の高額納税者たちはなす術もない。

また、純度の高い44,000人の不良社会人が、
束になって、アウェイチームを攻め立てる。
埼スタ大好きな超人フッキさんはともかく、
オスカルもエウケソンも埼スタに飲み込まれる。

助っ人を後方遠くから見守る漢民族たち、
さしたるスキルのない彼らにボールを持たせ、
後方で怖々ボール回させ、時計を進める。

憲剛や大島が相手にいるわけではないので、
怖い縦パス通されることもありませんから、
フッキらが焦れて落ちたところをつつくだけ。

上海の敗因は、その歪んだチーム編成自体。
前と後ろの実力差が、アキレス腱でした。

浦和は周到に用意してきた4-1-4-1。
4-3-2-1のツリー状にもなってましたが、
青木を挟む2ラインのコンパクトネスを保ち、
ボールを奪えばミシャ仕込みのパスワークで、
相手ゴールを急襲して決定機につなげる。
槙野が、武藤が、慎三が、決めてくれてたら、
上海はもっと無残な姿を晒していました。

一方、上海の決定機と言えば、
フッキのミドルを周作が前にこぼしたシーン、
それぐらいしか思い浮かびません。
最後の最後まで、油断も安心もなかったけど、
終わってみれば、完璧なディフェンスでした。

そして、相手が持つ時間が長くなるほど、
埼スタのむき出しの敵意が上海に突き刺さる。
GLの埼スタとは、ラベルが格段に違う。
メンタルやられないわけがない。

気持ちよく攻め倒す、爽快なミシャ式よりも、
実はこの方が、ゴル裏との相性はいいはず。
本気の埼スタ見たのは、10年ぶりかもなぁ。
痺れる、胃の傷む、でもたまらないゲーム。

ACLのホームゲームは外れなしどころか、
今年はすべて、大当たりのような気がします。

守れなくなった3-5-2を引き継ぎ、
腰の引けた5-3-2が等々力で木っ端みじん。
柏戦で舵を切った4-1-4-1に微調整を施し、
1ヶ月ちょっとで、何とか使えそうなレベル。

安い失点の原因は構造上の問題ではなく、
殆どが個人レベルの凡ミスによるものですが、
攻めに閉塞感が漂っていたのは事実ではある。

でも、守りたい時に守れ、勝ちたい時に勝てる、
手に入れたこの形は、土台にはなります。
攻める時、ここからどこまで逸脱できるか。
うまくいかなければ、またここに戻ればいい。

ミシャのくれた、繋ぐサッカーを根にしながら、
堀さんの加えた、守るサッカーで土台を築き、
サウジの決戦までの1ヶ月、何を積み上げるか。

今は楽しみでしかない。
(リーグ戦?何それおいしいの?)

【観戦記】Jリーグ 浦和1-1神戸 消化不良

観戦記
10 /15 2017
勝ち点3がマストの試合でしたが、
ACLが遠のく、痛い結果となりました。
寒くなってきましたな、いろいろ。

ゴール

04分 小川
19分 矢島

神戸

_ポルディ__千真__
大森______小川
__藤田__高秀__
三原______藤谷
__渡部__岩波__
____スンギュ____

64分 大森→TJ
83分 三原→峻希
85分 千真→大槻

浦和

____慎三____
武藤______ズラ
__ヤジ__陽介__
____青木____
ウガ______森脇
__アベユ__マウ__
____周作____

HT ウガ→ヒラ
69分 ヤジ→ウメ
81分 ズラ→ラファ


神戸は前節から、TJ下げて大森を起用。
とにかくプレスからのショートカウンター狙い。

ポルディは献身的というか好き勝手というか、
周りが信用できないのか、ボールもらいに徘徊。
ポルディの留守を上がって攻める高秀先生は、
闘さんの留守を下がって守る啓太の逆バージョン。
相方が行方不明の千真も、これでは連携も何も。

ビルドアップはままならず、中盤まで運べても、
サイドに展開してロストして終了の繰り返しで、
さして決定機を与えることはありませんでしたが、
それだけに、ウガがあっさり競り負けての失点は、
本当に痛恨の極みでした。


浦和はSBが森脇、ウガのセットに交換。
IHにヤジ、両翼に武藤とズラが張りました。

とにかく最後まで神戸を剥がせなかった。
前の4枚と後ろの4枚が遠いかなという印象です。
それだけ神戸が最後まで落ちなかったということか。

それでも、同点の際のパスワークは絶妙でしたが。
右奥に侵入した陽介のクロスは後ろに流れましたが、
ウガのシュートをヤジが方向変えてファインゴール。
急にボールが来たのに、上手く決めてくれました。

そこらは、特に語るべき点もありませんが(早

4バックと言っても、攻める形は変わってませんが、
守りを考えて配置してしまうことで、
攻めに入ると適所に適材が配布されてないのかも。
武藤はやはり、もっと慎三の近くにいないとつらい。

ズラはサイドの方が好きそうに見えますし、
ヤジも1点決めたので、乗って行けるかもしれない。
新しい形で、早く結果を示し、雑音封じないとね。

そのためにも、ACLは勝ち抜かないと。

あかひと

浦和レッズをこよなく愛する不良社会人
Twitterではukimaakahito